今月のお勧め珈琲はエクアドル グレートマウンテン。
エクアドルは、南米大陸の西に位置し、太平洋に面しています。コロンビアとペルーに挟まれ、日本より少し小さな国です。
エクアドルと言う名前は、「赤道」を意味し、その名の通り、赤道の下にあります。首都のキトは標高2850mの高地にあり、ちょうど赤道の真下にあります。
進化論で有名な太平洋のガラパゴス諸島もエクアドルの領土です。
この国でコーヒーが栽培されるようになったのは1952年のことで、主に南部の高地と西部の海岸近くで生産されます。
「エクアドル グレートマウンテン」が栽培される高地の中でもMANABI地区は年間降雨量が安定しています。このあたりの5000m級6000m級の山は、日本の富士山のように美しい台形をしています。この地区は、コーヒー栽培に適した気候条件に恵まれ、エクアドルでも高級アラビカコーヒーの産地として名高い地域です。
火山灰質の土壌は栄養も豊富で、水はけもよく「グレートマウンテン」は大粒の美しいコーヒーに成長します。
活火山の裾野で栽培されるコーヒーは、グルメコーヒーの最高級品種ティピカ種が使われ、大地の熱気を受け流すかのごとくさらりと軽い口当たりで、独特の甘くまろやかな味わいを楽しむことができます。
花見のお誘い
ベリーボーラー
ベリーボーラー。この言葉は、プロ(珈琲関係で働く人)か、かなりの珈琲通以外の人は聞いた事もないのではないだろうか。もし、知っていればかなりの通です。逆にプロで知らなければ、ちょっと‥。
プロなら、ほとんど毎日、ハンドピックなどで生豆を見つめているので、欠点豆のブロッカ(小さな穴の開いた豆)に遭遇することがある。
実は、この穴をあけるのが、実(ベリー)に穴をあけるもの(ボーラー)。そう、ベリーボーラー。体長2ミリ程度の小さな虫。
これが、今大問題になってます。通常、インドネシアや中南米で大発生して1年くらい栽培できなくなる(実を全部落として駆除したり、殺虫剤をまくこともある)ので。
今回は、ハワイ。今までハワイでの大発生はなかったので、対応が遅れた。当店で取り扱っているハワイコナの最高級品、エクストラファンシーなどは、ほとんどダメ。ハワイコナでもランクの低いものなら出荷可能らしいけど。
コナのエクストラファンシーなど、高級品を扱っている店は対応に頭を抱えている。
当店でも、取り扱いができなくなるのは時間の問題です。

ユーモアと文化
NHKのブログに4月1日に掲載された記事が削除された。
なかなか日本ではユーモアは理解されない。特にブラックユーモアは批判の的になる。
削除されてしまったので、私の不確かな記憶に頼るしかないけど、たぶん 「NHKは他の民放放送局と統合し国営放送局となります。今後は着物を着た女性アナウンサーが、やや絶叫口調でニュースを読み上げます」 といったような内容だったと思う。(いや、全然記憶に自信ありませんよ)
友人から教えてもらい見たときには、いやーなかなかおもしろいなぁと思ったけど、ちょっとだけ嫌な予感もした。
欧米では4月1日に、固い新聞社でも、ユーモラスなエイプリルフール記事を載せる。真面目な読者もクスッと笑っておしまい。それが許されるし、それを読者も期待している。 日本とは文化が違うのかなぁと思っていた。
しかし、ブログまで批判されて謝罪、削除とは‥。もうちょっとおおらかにならないのかなぁ。
あっ!ウチの4月1日のブログもやばいかなぁ。まっそんな事はないか。
で、今日はミックスベリーのタルトです。

花見?
Thank you! Mr.President
春らしく
パソコン
店で使っているパソコンが死にかけています。
ネット接続が悪いのは、ルーターが悪いからだ。とズーと思ってましたが、どうやら彼は無実らしい。慌てて死刑にしなくてよかった。
今日は、作業中に3回フリーズ。まあ、たいした仕事じゃないからいいけど‥。
いや、ホントウ。いいんだよ。いいんだよ。たった40分くらいの作業を3回しただけだから。
そう、キーボードを打つのはボケ防止になるし、パソコン入力の練習が何度もできたんだから。ありがとう。 店も、今日は、そんなに忙しくなかったし。ウン、バイトのオバ‥‥‥。バイトのオ‥‥。バイトのオ‥ネエサンは休みだから1人で、てんてこ舞した事もあったけど‥。
モーニング2つとパスタセットとホットサンドとケーキセットと焙煎と電話対応が重なった時には、もうちょっとで床に叩きつけるところだったけど。これからもよろしく。でも、次はないよ。 わかったな。
で、今日のケーキはショコラムース。ちょっと見た目も意識しました。

春の香り
珈琲のポリフェノール
(昨日の続き?)
数年前、突然日本で赤ワインブームが。
それまでは、日本では赤ワインと白ワインの消費量は、ほぼ同じ。どちらかと言うと白ワインの方が多かったそうだ。
今でも赤ワインのほうが消費が多い。原因は、やっぱりテレビの健康番組が発端。それがポリフェノールだった。美容と健康にいい。
しかし、日本人にはアルコールがダメな人もおり、量もそんなに毎日、ガブガブ飲める人は少ない。(健康面からと経済面から)
そこで注目されたのが、珈琲。
ポリフェノールが、ワインと同量の珈琲から摂取できることが報道された。いろいろな書物でもそう紹介されている。
しかし、一つ問題が。(いや、私が勝手に疑問に思うだけだが)
ポリフェノールは、熱によって分解しやすい。まあ200℃くらいで。
珈琲の生豆を焙煎する時には一般的に200℃以上になることがある。となると、せっかくのポリフェノールが分解するのでは?
この問題については、いろいろな書物やネットで調べてもよくわからない。
どなたか、知っている方がいれば教えてください。






