(昨日の続き?)
数年前、突然日本で赤ワインブームが。
それまでは、日本では赤ワインと白ワインの消費量は、ほぼ同じ。どちらかと言うと白ワインの方が多かったそうだ。
今でも赤ワインのほうが消費が多い。原因は、やっぱりテレビの健康番組が発端。それがポリフェノールだった。美容と健康にいい。
しかし、日本人にはアルコールがダメな人もおり、量もそんなに毎日、ガブガブ飲める人は少ない。(健康面からと経済面から)
そこで注目されたのが、珈琲。
ポリフェノールが、ワインと同量の珈琲から摂取できることが報道された。いろいろな書物でもそう紹介されている。
しかし、一つ問題が。(いや、私が勝手に疑問に思うだけだが)
ポリフェノールは、熱によって分解しやすい。まあ200℃くらいで。
珈琲の生豆を焙煎する時には一般的に200℃以上になることがある。となると、せっかくのポリフェノールが分解するのでは?
この問題については、いろいろな書物やネットで調べてもよくわからない。
どなたか、知っている方がいれば教えてください。
珈琲の害のはなし
最近、ブログに真面目な話を書かないので一部(約1名)からクレームが。
で、今回は反省して、珈琲の話を。
え?珈琲に詳しいのかって? いや、まあこう見えて一応、グリーンビーンズで珈琲セミナー受講したことがあるので‥。次回は3月27日です。
珈琲を飲みすぎると胃に悪い。とよく言われました。
未だに医者の中には、そう言っている人がたくさんいます。実は、これは統計調査の間違い。
かつて、アメリカで胃の悪い人を調査したところ、珈琲を1日数杯、飲む人が多かった。そこで、逆に珈琲をたくさん飲む人を調べたところ、やはり胃の悪い人が多かった。そこで、珈琲=胃に悪いとなってしまった。
この統計結果は、全世界の珈琲愛飲家に衝撃を与えた。そして医療関係者にも広まった。
実は、その後で、おかしいと言う人たちの検証調査が行われているが、最初の発表があまりにもセンセーショナルだったため、検証結果は、ほとんど報道されなかった。
実は、当時、珈琲を良く飲む人は、タバコをよく吸っていた。今でも当店など、珈琲を飲ませるのにタバコがダメとはおかしいと言われる。かつては、タバコと珈琲はセットだった。
調査結果によれば、胃の悪い人のほとんどは、珈琲ではなく多くはタバコが原因で他の要因(ストレスや他の飲食品、生活習慣など)によっても胃が悪くなっていたというのが、検証結果だった。
そして、珈琲を良く飲むがタバコを吸わない人で胃の悪い人はそれほど多くなかった。
刑事事件でも、こいつが怪しいとマスコミで大々的に報道されると、その印象が大きく、後の裁判で無罪になってもそれは、ほとんど報道されないのと似ている。
最近では、珈琲は、ガン予防、胆石予防、活性酸素除去などの有益性が注目される。もちろん、カフェインなど害益混同の成分もあるので、どんな状況でも、誰にでもいいという訳ではないし、古くて酸化しているコーヒーを飲めば、身体に悪いけど…。
コホンッ!どうだい今回は真面目な話だっただろう。
(写真は映画「コーヒー&シガレッツ」より)
シアトル上陸?
こんなところにも‥?
●お知らせ● 火曜日は定休日です。
えー。何度も同じ質問がありますので‥ここではっきり。
当店は火曜日定休です。
ですから20日の火曜日は、お休みです。祭日だろうが、祝日だろうが、火曜日はお休みします。ですから、月曜日か水曜日にぜひお越しください。
火曜日は店が閉まっています。シャッターむりやり開けてもお休みです。どんなに頼まれてもお休みです。どんな美人が来ても‥‥んー‥たぶんお休みです。100万円積まれても‥‥‥‥えーと‥‥ 一度、電話ください。
BGM
また、どーでもいい話ですが…
ここ数日、店のBGMを変えてみた。
ジャズ時々、ボサノバ、一時ポップス。時により無音(ネットラジオの感度が悪く、切れることがある)
それを、クラッシック一色にしたのです。ネットラジオなので曲名までは選べない。(同じく、時により無音)
で、お客さんの反応は………
期待と不安。バロックは合うけど、シンフォニーはちょっと重いなぁ。…で、お客さんの反応は…
ドビュッシーもラヴェルもぴったりだなぁ。でもブラームスやマーラーはしんどいなぁ。…で、お客さんの反応は…
おお、やはり無反応。
まあ、結局BGMなんて、どうでもいいって事か? 演歌でも童謡でも?
そう、「本人が気にするほど、他人は自分の事を気にしない」
…で、今日からまたジャズです。
ケーキは、モンブラン(左)中に大粒マロンが入ってます。とサンマルク(右)
ブリタニカ休刊
エビでタイを釣る人たち
コロンビア カトレア
今月のお勧め珈琲は、コロンビア カトレア。
年中どこかの地域でコーヒーの収穫が行われている国コロンビア。
地質・気温ともにコーヒー栽培に好適な国土を持っています。
しかし、昨年は春からの長雨の影響で生産量が大幅に減り、コロンビア珈琲全体の価格が暴騰しました。農園数は30万にも及びますが農園の多くが傾斜面に位置している事もあり、その70%は小規模な農園で面積比率では30%でしかありません。
カトレアの名前は、コロンビアの国花カトレアから授かりました。ブルーマウンテンと同じ、最高級のティピカ種を丁寧に栽培、精製され天日で乾燥されます。
現地サプライヤーの社長は女性で、豆が壊れないように選別機を木製にしたり、貯蔵庫内の温度を15度前後の低温に設定するなど、女性ならではのきめ細やかな心配りがなされています。また輸送も低温コンテナを使い品質を保持したまま日本に入ってきます。
最高級品種ティピカ種で甘みのあるクリアーな香味をもつ珈琲豆でありながら、手ごろな価格で流通しています。この機会にお試しください。
コロンビア カトレア 通常価390円 を 3月31日まで370円(100g)で提供しています!
ケーキは、マスコットプラリネ(アーモンドケーキ)左とタルト・オ・シトロン(レモンクリームのタルトケーキ)右です。
セミナー
今回のセミナーは、3月27日(火)に開催。
おいしいコーヒーを飲むには‥
最良の珈琲豆を選ぶ、最適な焙煎を行う、最高の抽出で創り出す。
もちろん、豆の保存も大事。そして基本的な知識がないと珈琲を楽しめない。
日時:3月27日(火) ?午後1時半~ ?午後6時半~
会場:当店 GreenBeans
会費:2100円
申込み:よみうり文化センター 電話073-428-2540
内容は、珈琲の基礎知識、飲み比べ、ペーパードリップの実践です。
事前申込みが必要です。筆記用具を持参してください。