ヒマ時々大忙し2

 今日も、ヒマ時々大忙し。
もしかして 津波警報
もしかして UFO襲撃
もしかして ロケット(ミサイル)発射
もしかして まあ、どうでもいいか‥

 と、今日もヒマなときには、本を読みました。(おお、ちゃんと用意してあるのかよ)
 1Q84 Book1。実は、Book2を先に読んでしまって、図書館でBook1をズーと待ってたのですが「貸出中」のままなので‥買ってしまった。 もう、村上春樹は買わないと決めたのに‥  自分の意志の弱さを呪うなぁ。
 まあ、でも他の村上春樹と違って(春樹ファンに怒鳴られるけど)、これは意外とおもしろい。

           

ヒマ時々、大忙し

 今日の午前中は、なんとお客さんが4人だけ。あれ?連休なのに‥。
もしかして 津波警報が出て、みんな避難しているのでは?
もしかして 誰かが、店の看板を外して「本日休業」の札を貼っているのでは?
もしかして もしかして‥といろいろ考えると身体と心によくないので、店の前のつつじを見に行きました。うーん、満開。
 そして、前から止まっていた本をカウンターの裏で読むことに‥おお、30ページも読めてしまった。
 午後1時過ぎから、大忙しに‥ヒマなのも困るけど、忙しすぎるのはなぁ。なかなかうまくいきません。
 今、(午後4時)やっと落ち着きました。

 

5月5日

 5月5日は何の日。
 子どもの日。そうそう。…でも、今年の5月5日は、日本の原発がすべて停まる日。
 もちろん、再稼働したがってる人たち、団体、会社は多いし、強大だ。政府さえ動かす力を持っている。
 「電力不足になる」「計画停電が必要」「経済損失が大きい」宣伝も行き届いている。
 そして、使用済核燃料は、そのまま残る。何万年も。
 チェルノブイリ原発は、巨大石棺で覆われたが、すでに石棺の損傷で、更に石棺を覆う石棺を作る必要に迫られている。
 日本がチェルノブイリ以上に深刻なのは地震大国であること。福島の事故の現状も原因もわからないまま、未だに原発が稼働していることのほうが異常だ。

スカイマップ

 お客さんから、スマホのアプリケーションを教えていただき、使ってます。
 「グーグル スカイマップ」。なかなかの優れものです。
 夜空にむけて(一応、昼でもできるけど、昼では星が見えないので)、スカイマップを起動するだけ。今、見ている星座名はもちろん、惑星もわかる。
 小学校、中学校と「星座早見盤」をもって、日時と方角を合わせて、懐中電灯で照らしながら‥ウーン、わかりにくいなぁとやっていたのがウソのよう。
 まあ、しかしこれは田舎の特権。都会の夜の光の中では星が見えないから使えない。
 ところで、星の光は理論上、人間の目では見えないって知ってました?知っていれば、かなりの自然科学マニア。
 星や天体観測をしたことのある人なら、夜空の星を写真で撮る事の難しさがわかるでしょう。
 通常のシャッターをきったので星はまったく写らない。かなり長い時間シャッターを開けたままにする必要がある。もちろん、その間、カメラが動かないようにしっかり固定しなければならない。つまり、星の光はそれほど微弱なのです。そんなわずかな光をどうやって人間は感じることができるのか。大昔、私が学生だった頃、評判だった本「夜空の星はなぜ見える」北大出版 田中一著は、そんな疑問に応える本だった。(調べたら、残念ながら絶版だった)
   
 

暑い

 ここ数日、‥‥‥暑い のです。
 たしか、2~3週間前まで、寒かったのに。
 おかしい。
美しい四季のある国、日本に生まれ、ズーと寒い → 暖かい → 暑い の順番はどうなったんだ? 東南アジアの国なら、順番をまもるという最低限のエチケットなど、どこかのゴミ箱に捨てられるものだが、ここは日本だ。
 小学校に入る前から「ハーイ、みんな並んで、1人づつ順番にね」と幼稚園の先生から教えられ、小学校でも「今日は、○○さんの班が掃除当番だから、明日は△△君の班が掃除ね」と優等生の女子に仕切られた。
 それほど、順番には厳密な日本で、なぜ?寒い → 暑い になるのか? 暖かいはいずこへ? 店内の温度計は、なんと27℃。おかしい、異常気象だ。と思って外に出ると‥‥あれ?涼しい。
 なるほど、つけっぱなしのダルマストーブ(焙煎機)のせいか。失礼しました。
 で、今日はパリブレスト。2種類つくってます。
  

つつじ

 店の前の道路の中央分離帯に、つつじが植えられています。
この時期にピンクや紅色のつつじが咲きます。毎年、このつつじの花の写真を撮っているのですが‥。
 だんだん、撮りやすくなってます。
 いや、カメラ(といっても携帯)が良くなってるとか、撮影テクニックが上達してるとか、つつじが自らセクシーなポーズをとるようになったというのではないのです。
 中央分離帯まで、いとも簡単に行けるし、車を気にせず撮影できる。→→→つまり、車の通行量が年々減っている。
 なるほど、毎年赤字で悩む和歌山市が当店周辺のこの道路一車線分を無料駐車場として開放する(枠内のみ7:00~20:00)という大盤振る舞いができるのは、そのせいか。
 て言うか、無計画に3車線の途中で行き止まり道路を作ってしまい、納税者の怒りをかわすために、無料駐車場化しているのか。ムダだなぁ。
 まあ、でもつつじはいいですね。(単純だから、まただまされてる)
   
 

ゴールデンウィーク

 最近のお客さんの話題で多いのは、ゴールデンウィーク。
もちろん、私には、えっ?何それ?の世界の話ですが。
 中には9連休の方もおられ、「いやーこんなに休むと仕事に戻るのが、嫌になっちゃうよなぁ」とか「どこに行っても、人が多いし、料金は通常より高いし、渋滞も‥」とか「もっと円高になると思ったから予定組んだのに‥」などと別世界の話をされる方ばかり。
 まあ、自分で決断すれば9連休どころか、20連休でも、100連休でもできるのが自営業なのですが‥‥ たぶん、3日休んだら、潰れたなと思われるし、4日休んだら生活保護の申請に行かないといけなくなりそうなので、営業します。貧乏ヒマなし。
 で、今日はシャルロット。そしてお客さんに頂いたチューリップ?。ありがとうございます。
     

松江

 和歌山市の北部に松江という地域がある。
年に数度来店されるお客さんと話をしていて「松江から来ているのでたまにしか寄れません」と言われた。
 たしかに、車で15分から20分かかる。ついでがなければ、わざわざ店にくるのは……と考えていたら、どうも話が合わない。
 よくよく聞いてみると、市内の松江地域ではなく、島根県の松江だった。なるほど、実家のある和歌山には年に数回しかこないのだ。大きな勘違い。
 いちごのミルフィーユ。

ノープラン

 今日午前中は、バイトに店を任せて、地元の和歌山放送(ラジオ)のスタジオへ。
 どんな話をするのか、どんな質問がくるのか当日までわからないまま、局に向かう。(ここらへんは我ながら自分のいい加減さにあきれる)
 まあ、局についてから打ち合わせがあるだろうと思って待っていたら、そのまま収録スタジオへ。じゃあ、コマーシャルの間に、こんな感じで‥と説明があるんだろうなぁと思っているうちに‥‥アラ?‥始まっちゃった。
 アナウンサー「ちょっと緊張しているみたいですね」そりゃそうだろ、いったい何を話せばいいの?
 突然「では10の質問を‥」えええこれ生放送だよな‥「珈琲の哲学を語ってください」「はぁ?、いやその‥しどろもどろ」‥‥
 でも、そのうちに慣れてしまい番組途中のニュースや天気予報の間、スタジオ内に貼ってあった地元アイドルポスターを見つけて、そこに見たことのある顔を‥「誰だったかなぁ」
 本番再開しても、頭の中は「誰だったかなぁ」でいっぱい。ちゃんと受け答えできたんだろうか?
 帰りに、もう一度ポスターをちゃんと見ると、全然知らない顔だった。
 しかし、アナウンサーの赤井さん。机の上いっぱいの資料と、どんどんくるディレクターの指示を「こうしましょう」「これで行きます」とテキパキと瞬時にこなしていた。すごいなぁ。
 こんな、いいかげんなゲストですみません。
 で、今日は、マスコットプラリネ。いつもと違って円形です。それとお客さんにいただいたガーベラ。ありがとうございます。
  

花見と視線の話

 電車などで、通勤途中、読んでいた本から、ふと顔を上げると、向かい側に座った年配の男性と目が合う。信号待ちで、何の気なしに横を見ると、若い女性と目が合って慌ててそらす。というような経験は、誰でもあるのでは‥?
 今まで、これはタマタマだろうと思っていた。しかし「視線」というものは、科学的にも存在するらしい。
 分子生物学者、福岡伸一氏の著書「世界は分けてもわからない」によれば、猫や夜行性の動物の目が夜、光るのは目に入ってきた光が、網膜を通過して、一層下部にある反射板で反射し、もう一度網膜を通過して光の入ってきた方向に戻されるから。
 これは、網膜を同じ光が2度通ることで、暗い中でも映像をより鮮明化しようとするための構造らしい。
 そして人間でも、フラッシュを浴びた時の写真で、時々見られる「赤眼」がある(最近のカメラは自動的に修正されるので知らない人もおおいかも)。 フラッシュから出た光が網膜を通過して、眼底の血管網を通り、反射してカメラレンズに戻る。つまり視線がカメラに送られている。
 フラッシュのように強い光でなくても、太陽光や蛍光灯の光や反射光を「視線」によって送れば、わずかだが、他の人が気づくことがある。
 サラリーマン時代。強烈に視線を感じたことがある。
 いや、けっして犯罪者と間違われて騒がれたり、うっかりズボンをはき忘れて出勤したというのではない。
 昼休みに食事に出かけたときに、今まで経験したことのない異様な数の視線を感じた。
 正確には私に視線が向けられたのではなく、いっしょに歩いていた後輩だった。彼は端麗なマスクとスラットしたスタイルで、たしかにウチの会社を選ぶより、ジャニーズ事務所を選ぶほうがいいルックスだった。
 そう、視線(その多くは若い女性のもの)は彼に向けたもので、すれ違う女性がみんな振り返っていたのには、びっくりした。今まで振り返ることは何度もあったが、振り返られることは皆無だったから。
 そして、時を越え、今日もわずかだが、視線を感じた。
 午前中、店がヒマだったので、昼に弁当をもって近くの公園に。持っていた弁当に花見に来ていた4人の子どもたちの視線が‥。なるほど弁当を買いに行った親がなかなか帰ってこないらしい。お腹減ってるのね。
 しかし、あまりの強い視線に少し弁当が減ったような気がした。