今月のお勧め珈琲

インドネシアの島、スマトラ島で1000年前にトバ山の噴火がおきました。この噴火が産んだ肥沃な火山性土壌がコーヒー栽培に適しています。そこで生育されるのが、マンデリン・トバコ。
インドネシア産のアラビカ種コーヒーの名前には「マンデリン」が付きますが、そのインドネシア産のコーヒーのなかでも、特に厳選された香味を持つコーヒーが“トバコ”です。
スパーシーな苦味とともに、コクのある、ほのかな甘味のよさが特徴。
トバコは、前述したトバ山の噴火活動によって出来たトバ高原のカルデラ湖、トバ湖から命名されたマンデリンコーヒーなのです。
研究者によると、この噴火は、トバ山の山頂の一部を吹き飛ばし、それが落ちることによって、噴火口を塞いだといわれるぐらいとても大きなものであったとざれます。 その噴火口を塞いだ土石は、現在、サモシール島となっています。
 マンデリントバコの名前の由来になったトバ湖は、スマトラ島の赤道近く、標高905mに位置して、中央部にある琵琶湖ほどのサモシール島をいれると湖全体の表面積は琵琶湖の約3倍(1,740km2)になります。 最も深い所は529m、透明度が10mをこえるという美しい湖です。
 トバ湖に映えるダイナミックな夕焼けは、一度見たひとには生涯忘れられないほどの美しさといいます。 
 その火山性の肥沃な土壌に根付いたマンデリン・コーヒーが今月のお勧めコーヒー。 トバ湖の雄大な美しい夕焼けを想像しながら飲む珈琲の香りは格別のものと思います。

 マンデリンコーヒーは数年前、週刊誌で、飲むと痩せるコーヒーとして紹介されました。その時は、当店を含め、多くのコーヒー店から、一時、マンデリンが品薄になりました。もちろん、コーヒー自体に脂肪分解の効用があると言われていますから、まったく根拠がない話とは思いませんが、女性のダイエット志向に驚きました。でも、砂糖やミルクを入れたら逆効果だと思います。

マンデリントバコ 450円/100gを   430円で

4月からの一部価格改定に着きまして

 昨年より、珈琲豆価格、輸送費、原材料の価格が上昇しております。
また4月からは、消費税増税もあり、当店でも4月1日より、一部商品の価格を変更いたします。ご迷惑をおかけしますがご了承ください。尚、店内飲食(カフェ)商品の価格変更は別途、お知らせいたします。

 珈琲豆価格の一部改定(100g)4月1日より
 ・ブラジル マルクスコロア  現行380円 → 390円
 ・ドミニカ カリビアンモカ  現行360円 → 380円
 ・コスタリカ S.V.Mt  現行350円 → 370円
 ・メキシコ メルセデス    現行350円 → 380円
 ・オリジナル ブレンド    現行350円 → 370円
 ・ロブ ブレンド       現行380円 → 390円

 送料の改定(ヤマト運輸)
 ・関西、中部、北陸、中国   現行540円 → 610円
 ・関東、九州、四国、信越   現行640円 → 660円
 ・東北            現行850円 → 880円
 ・沖縄            現行1060円 → 1520円
 ・北海道           現行1270円 → 1620円
 ・コレクト(代引き)手数料  現行420円 → 450円
 

今月のお勧め珈琲

今月のお勧め珈琲は、ペルーアルトアマゾン。
オーガニック栽培の珈琲豆を100%使用した珈琲。

アンデス山脈を望む地で、マチュ・ピチュの東、ペルークスコ州の標高1200m~2000mにコーヒー農園があります。
火山灰質の肥えた土壌に、アンデス山脈から長い時間をかけて流れてくる雪解け水や熱帯雨林のスコールそして寒暖の差の激しい気候が、良質のアラビカコーヒーを育てるには最適です。

各農家は堆肥場所を持ち、木の葉や果実のカスなどを堆肥にしており、この珈琲豆は、2002年度にJASのオーガニック(有機栽培)認証を取得しています。

 ペルーアルトアマゾンを    
通常価 380円(100g)を360円で 3月31日まで

今月のお勧め珈琲

 今月のお勧め珈琲は「グァテマラ ブルーレイク」
中南米で最も美しいとも称されるアティトラン湖の周辺地域は良質のコーヒーが穫れる産地として有名です。ブルーレイクはこの地で三世代もの間、マヤの末裔によって守りぬかれたコーヒーを丁寧に栽培・収穫した商品です。
 美しいアティトラン湖をイメージしたネーミングに負けない品質の高さがあり、ブルボン種のスペシャルロットです。
 グァテマラ産としては異例ともいえる濃厚なコクと特有の甘い香りを持ち、飲む人に確かな満足感を与えてくれます。
華やかさがあり、蜂蜜やレモンティーを思わせるフレーバーがあります。
 通常価格 390円を370円/100gで。

今月のお勧め珈琲

 今月のお勧め珈琲は、バリアラビカ神山。
神が住むという伝説のバリ島の山々。美しい自然と神聖さのただよう山から、そういう伝説が生まれたのでしょう。
 その山で、栽培され、近代的な精製施設で精製された豆を最後は人間の目と手で選別した美しい豆を一度、お試しください。

 バリアラビカ神山 通常価格440円/100gを420円で。

今月のお勧め珈琲

 今月のお勧め珈琲は、グァテマラエルインフェルト。
 珈琲を味覚で、ランク付けするというのは、珈琲の歴史の中で、ごく最近になってからです。
 かつては、生産国の違いだけで区別されていましたが、20世紀後半になって、生産地の高度、豆の大きさ、欠点豆の割合、生産農園などで、珈琲豆はランク付けされてきました。
 しかし、20世紀終盤になり、珈琲を統一した味覚でランク付けしてほしいという消費者の要望にそって、1997年から、やっと国際的に珈琲の味覚をランキングするカップオブエクセレンスが発足し、生産国各国でのランキング、そして各国の?1を集めて。その中でランキングを争うようになりました。
 2008年、世界一に認定されたグァテマラエルインフェルトをこの機会にお試しください。
 カップオブエクセレンス(COE)は非常に厳しい国際審査によって評価される称号です。毎年、各国各農園から選ばれた珈琲を予備選抜し150品を限定し、国内審査で80品程度に絞り、国際審査で
El Injertoエルインフェルトは、なんとCOEで2008年世界一位。2006年、2009年、2010年でグァテマラ国内1位になっています。45品程度に絞られたものから更に選抜され順位がつけられます。

 通常価550円/100gを500円で。11月30日まで

ハワイコナ ファンシー取扱い中止

以前、お伝えしましたが、ハワイで害虫(ベリーボーラー)が異常発生し、ハワイコナの高級品(エクストラファンシー、ファンシー等)は、ほぼ壊滅状態となっています。
ごくわずかに残った高級品は、異常な高価格で取引されており、当店では取扱いを中止しました。苗の植え替えなどのため、2年間くらいは収穫できないものと思われます。
お土産物などの一般品は、通常通り出回っていますが、こちらも品質の低下(虫食いなど)は逃れない状況です。
ハワイコナファンの方には申し訳ありませんが、取扱いを一時中止します。申し訳ありません。