ジョン・レノン?

 最近ショックだったこと。
若い(と言っても20歳代後半から30歳代前半)男性のお客さんと話をしていたとき、国と国の争いについての論議になった。
 私:ジョン・レノンも「イマジン」の中で言ってるだろ。国境が‥
 彼:え?ジョン・レノンって誰ですか? 
私:いや、あのジョン・レノン‥だよ
 彼:え?誰?
 私:‥‥‥(目の前から世界が消え去ったショック)

 ジェネレーションギャップ???ジョン・レノンって一部のマニアだけのマイナーな存在だったのか???
 その後、何人かの20歳代、30歳代の人たちと話をして、みんながジョン・レノンを知っていて安心した。

 私的には、現代の音楽に大きな影響を与えた3人は、ヨハン・セバスチャン・バッハとルードウィッヒ・バン・ベートーベンとジョン・レノンなんだけどなぁ。
 最近は、夜の店のBGMをジャズからビートルズに変えてるんです。(もちろん、ネットラジオですよジャスラックさん)

岩出へ

 昨日の定休日、和歌山市の隣、岩出市へ。
お客さんに紹介してもらった珈琲店とフェーバレットカフェと珈琲の樹の3軒に寄る予定だったけど‥。
 珈琲の樹でゆっくりブレンドを飲み、フェーバレットカフェへ。そうそう、前回は9月だったのに盆休みでしまってたから久しぶりに‥‥
‥‥あれ?定休日?たしか定休日は月曜では?‥あ‥そうか、昨日(10/8)が祭日だったから、振り替えか‥
 では、紹介してもらったシェリーへ‥えーと‥たしか、この辺のはず‥‥おお、あったあった。では、駐車場へ‥あれ、駐車場イッパイだ。じゃあ、しばらくドライブして‥あららまだいっぱい。あきらめて和歌山市のマーキーズへ。
 タイミングが悪いというか、うーん。
 家に帰るころには、空がすこし暗くなって雲が少し赤く染まってました。

  

記憶力の低下

 今朝、お店に来た若い女性。
「あ、マスターひさしぶり!ちょっと太った?」と、いきなりハイテンション。
????? え?誰?????
 「いらっしゃいませ」と水を持っていくと「アハハッ!何かしこまってるの?変なのー、ヘンヘン!」
 え?誰だろう???思い出せない。1年位前にカウンターによく座って本読んでた人かな?いや、こんなハイテンションじゃなかったなぁ。いつも女の子3人くらいで来て騒いでた人?いや?女子大生でアフリカの話をよくしてた人?いや?

 結局、未だに思い出せず。失礼しました。 

facebookの功罪&i-roast

 facebook をやってます。GreenBeans wakayama 名で。
いつも不思議に思うのは、生年月日、出身校(高校、大学)、勤務先、携帯番号、出身地、住居地、趣味、友人、etc.まで、個人情報を公開している人が多いことだ。たしかに自分と関係のある人を探すには便利だ。
 しかし、個人情報が悪用されるとは思わないんだろうか。
電話番号だけでも、オレオレ(振込み)詐欺が成立する昨今、これだけオープンにするのは、ちょっと危険では?と思ってしまう。
 今日のお客さんの話では、就活で、面接にいった会社がfacebookで自分の事を調べていたと言っていた。
 なるほど、履歴書には名前も生年月日も出身校も書いてあるのだから検索は簡単だ。面接で真面目なことを言っていても、facebookでの「つぶやき」や友人との「会話」から、対象者がどんな人間かは簡単に想像できる。雇う側としては便利だが‥。
 これを今、政府が導入を検討している「マイナンバー」と組み合わせれば、政府は、個人個人の収入、病歴、戸籍、渡航暦、犯罪暦、交通違反暦などを掌握できる。そして、もしそれがハッキングされたら‥

 うーん、いろいろ考えてしまった。少し嫌な気持ちになったので、焙煎を。
グァテマラをi-roster で焼いて、飲みました。
 現物の豆は、もっと深く焼けてます。(写真写りわるいな)

 

日光浴とカタツムリ

 店内で、ずーと育てていた観葉植物のサンセベリア(虎の尾)があまり元気のない様子。
 お客さんに聞いたら「日に当てたほうがいい。ただし強すぎる日光は駄目」とのことだったので、今日から店の前に出しています。さて、元気になってくれるでしょうか?

 ところで、サンセベリアを出しているときに、店の前の垣根に小さなカタツムリを見つけた。カタツムリと言うと春、特に梅雨の時期という印象があるし、これだけ雨が少ないところで見つけて少しびっくりした。
 カタツムリは雌雄一体の珍しい動物。成長の途中でメスがオスになったり、栄養不足でメスがオスになる動物はあるけど、一生涯、すべての個体がメスでありオスであるのはカタツムリくらいしか知らない。
 だから、カタツムリ同士の交尾はオスである自分が相手に精子を送り、メスである自分が相手から精子を受け取るという形になるらしい。(見たことはないが)
 以前、読んだ本(「脳とセックスの生物学」R.フーパー著)によれば、卵や子どもを産むという行為は、生物学的に非常にリスクがある。自分の栄養分をそちら(卵や子ども)に分けなくてはならないし、妊娠、出産時は、動きが鈍くなるので、他の動物から捕獲される可能性が高くなる。
 そうなるとカタツムリは、自分が卵を産む側になるより、相手に生ませる側になることを望むんだろうなぁ‥なんて事を考えていたら、カタツムリはどこかに消えていた。

 

春名風花

数日前、ツィッターに突然「はるかぜちゃん」と言う名前のツイートがあった。「ぼくは小学6年生‥」で始まっていたが、子どもを装うイタズラか。と無視していたけど‥。
 春名風花という子役タレントだった。本当に小学6年生。しかし「ぼくは‥」と言ってるけど女の子。今日の asahi.com にも投稿が載っていた。
 うーん。小学6年生の文章か。少なくとも自分が小学6年のときに、こんな文章書いていれば、中学・高校で国語を嫌いにならなかっただろう。
 本当にゴーストライターなしなのかな?(まだ疑ってる、嫌なおっさん)

(以下asahi.comより一部引用)
(前略)いじめがばれた時、いじめっ子が口をそろえて「じぶんはいじめてない」って言うのは、大人が言う保身のためだけじゃなく、その子の正直な気持ちじゃないかなと思います。
 ただ遊んでいるだけなんだよね。自分より弱いおもちゃで。相手を人間だと思ってたら、いじめなんてできないよね。感情のおもむくままに、醜悪なゲームで遊んでいるんだもんね。
 ぼくもツイッターでよく死ねとか消えろとかブスとかウザいとか言われます。顔が見えないから体は傷つかないけど、匿名なぶん、言葉のナイフは鋭いです。
 ぼくだけでなく、時には家族を傷つけられることもある。涙が出ないくらい苦しくて、死にたくなる日もあります。
 けれどぼくは、ぼくがいくら泣こうが、本当に自殺しようが、その人たちが何も感じないことを知っている。いじめられた子が苦しんで、泣いて、死んでも、いじめた子は変わらず明日も笑ってご飯を食べる。いじめは、いじめた人には「どうでもいいこと」なんです。
 いじめを止めるのは、残念ながらいじめられた子の死ではありません。その子が死んでも、また他の子でいじめは続く。いじめは、いじめる子に想像力を持ってもらうことでしか止まらない。 (以下略)

 すごい。「保身」とか「醜悪」とか、小学生が普通に使う言葉なのか。

 

オタク、ガキ、オッサン or

今日きた女性のお客さんとの会話。
お客さん(以下 客)「日本の男は3種類しかいないよ」
私「3種類?」
客「オタクとガキとオッサン」
私「なるほど、でその3種類の見分け方は?」
客「簡単、簡単」
私「どうやって見分けるの?」
客「AKBが好きなのが、オタク。KARAが好きなのがガキ。少女時代が好きなのがオッサン」
私「はあ、でもどれも興味ないのは?」
客「ああ、それは ゲイ 男じゃないから」

 うーん、自分では、オッサンだと思っていたが、ゲイだったのか。少女時代が9人組とは知らなかったなぁ。

 

ネット上で生き続ける「人」

 私がツィートしている人の1人が1年ほど前に亡くなっている事に気づいた。
なるほど、彼は1年間以上つぶやいていないわけだ。しかし、彼の今までの「つぶやき」は残ったまま。いや、大事にとっておこう。

 さて、先日、深夜のテレビでこんな事を言っている人のことを思い出した。
今のコンピューターを使えば、SNSなどに登録しておいて、数々の投稿に対して、こんな反応をしていると記録しておけば、プログラムが自動的にネット上に「自分の意見」をアップすると言うこともできるというのだ。
 たとえば、「原発を再稼動すべき」と言う意見に即座に「いや原発は危険だ‥」と自動的に反応する。
 これが発展すると、パソコンの持ち主本人は死んでいても、勝手にパソコンが「本人」の意見をネットに流し続ける。と言う話。ネット上では、パソコンに異常がないかぎり、「生き」続ける。
 なんとなくSFホラーみたい。