投稿者: greenbeanseditor
【エチオピア】
コーヒー発祥の地はエチオピアと言われます。自然に生育していたコーヒーを収穫していた記録があるようです。
「モカ」はこのエチオピア産コーヒーを輸出していた隣国イエメンの港の名前。そのためエチオピア産コーヒーは今でも「モカ」と呼ばれます。
エチオピアには6つの生産地があります。ワラガ、リム、カッファ、シダモ、ハラール、イルガチェフェで、それぞれ環境も精製法も異なるため個性的な香味を出しています。
水洗式(ウォッシュド)処理をしたモカは一般的にマイルドでフルーティな酸味を出し、非水洗(ナチュラル)処理はスパイシーな香味を出しています。
内戦の影響もあり、なかなか入荷困難な豆も多くなっています。
ブラジル
赤道を中心に北回帰線と南回帰線の間で、条件(気候、土壌、標高など)が合えばコーヒー栽培ができます。
世界のコーヒー生産の1/3はブラジルで行われ、毎年ブラジルの生産状況がコーヒー取引価格に大きく影響を与えます。日本とブラジルでは季節が逆になるため、今(7月)は冬です。先月も霜害で生産量が減りそうだと報道があれば相場が上がり、予想より害が少ないと言われれば相場が戻ります。
ブラジルのコーヒー農園は他国と違い大規模で、平地での栽培が多いのが特徴です。そのため大型の機械を使って栽培収穫が行われるケースが多いのですが肥料代や燃料代、輸送費、人件費の上昇もあり全体に上がり気味です。
最近は他の生産国でも異常気象の影響で相場が乱高下していますが、全判的に上がっており、特にアジア産コーヒーは価格上昇が著しくなっています。正直、もうこれ以上仕入れ価格があがるのは勘弁してほしいです。
※地図イラストは日本文芸社「大人のためのコーヒー絵本」より
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