今年(去年?)も年賀状、いろいろな人からもらったのに、こちらはほとんど出していません。この場をお借りしてお詫びいたします。
さて、1通。どうしても誰から頂いたのかわからない年賀状が‥。
差出人名(もちろん住所も)がありません。1歳くらいの笑顔の子どもの写真と「昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします」の印刷文字。なんのコメントもなく、大量印刷、大量送付したものだと考えられますが‥。
この子どもの顔から判断するのは難しい。いや、子どもではなく孫か?
いろいろ考えてしまう。若い奥さんを数年前にもらい、できた子どもを自慢(?)するための年賀状か?それとも初孫か?
年賀状には消印がないのも、困った。せめて消印があれば絞れるのに‥。
今年来た年賀状を並べて、消去法で推測しようと思ったけど、最近の記憶力の劣化であきらめた。まあ、いいか。
「運命の人」
山崎豊子の「運命の人」が、もうテレビドラマに。
山崎豊子のスケールの大きいフィクションを装ったノンフィクションのリアリティ。
「運命の人」は、誰もがわかる沖縄返還時の毎日新聞の西山記者の物語。沖縄返還の機密条約のスクープはアメリカと日本政府を揺るがす密約だったが、男女のスキャンダルに争点をずらされ、矮小化された。
沖縄と日本国民は、アメリカいいなりの日本政府の犠牲になった。その重大な事実がエリート記者と外務省職員のスキャンダルにされ、国民の目から遠ざけた。
沖縄基地問題が争点になっている今このときに毎日系のTBSでドラマ化されたのは何かの意図か。
一方、この時期に防衛大臣になった田中大臣は、名護への年内着工を発言しているが、武器輸出3原則とPKO5原則の違いもわからないようだが、大丈夫か?
テレビドラマには、私が大ファンの真木よう子が出ているらしい。彼女の妖艶すぎる魅力が、原作の趣旨を変えなければいいけど‥
うるう秒
地球の自転は少しずつ、少しずつ遅くなっている。正確には24時間で1回転(1日)ではなく、23時間59分59秒99‥
このままだと日常生活と時間が狂ってくる。そこで、数年に1回、うるう秒で調整していた。しかし、このうるう秒をなくそうと言う声がおおきくなってきた。コンピューターの普及で、うるう秒をいれると不都合がおきやすくなったから、らしい。
たしかに映画でも、このうるう秒をつかってコンピューター犯罪をおこすものがあった。
でもなあ、9時開店の店が開けたら真夜中だった、ってことになりかねない。まあ、何百年何千年も先の話だけど。
(以下 asahi.comより一部引用)
ジュネーブで16日から開かれる国際会議で「うるう秒」の廃止が決まるかもしれない。極めて正確な原子時計で定義される時刻と、少しずつ遅くなる地球の自転で決まる時刻との帳尻を合わせるため、数年に一度、挿入される「1秒」。廃止されれば時刻が生活感とずれてくる可能性があるが、情報化に伴うリスクを理由に、廃止派が存続派を上回る勢いだ。
カフェドベル
青い鳥 (チーズ臭3)
幸せを求めて青い鳥を探しに行ったが、なかなか見つからず結局は帰り着いた自宅に青い鳥はいた。
昨年からの宿題で「珈琲のチーズ臭」という、やっかいな課題が残っていた。いろいろな珈琲関係者に聞きまわり、時には笑われ、時には心配され、時には呆れられてきたが‥ 長かったなぁ。うーん涙なしには語れないなぁ。
昨夜、ある珈琲業者さんから「珈琲のチーズ臭について書かれた文書がネットにあった」と教えていただいた。
そして、その文書を書かれた方を知ってびっくり。和歌山市の方だった。
なんと、日本中(?)、そして世界中(???)探し回り、捜し求めていたものは地元にあったのだ。
怒られるかも知れないけど、勝手に抜粋 ゴメンナサイ!今度正式に挨拶とお詫びに行きます!
※大文字太字は私がしました。興味のない方は太字部分のみ、見てください。
(以下抜粋)
幾つかの重要なコーヒーの香気成分として、以下の香気成分が知られています。
☆βーダマセリン
バラやコーヒーの香気成分の一つ。蜂蜜のような香り。フルーティーな香り。強いローズの香りを持っています。フルーティー。
☆2-フリフリルチオール≪フリフルメルカプタン≫
硫黄化合物のチオール類に属しています。コーヒーの少し焦げたような香ばしい香りの一つ。コーヒーのロースト香に寄与している成分。ロースティ。
☆3-メチル-2-ブデン-1-チオール
焙煎コーヒー豆のロースト香に寄与する成分。動物的なニオイ。
☆2-イソプチル-3-メトラキシピラジン
土のようなニオイ。ピーマンなどに特有の土臭いニオイ。ゆでたソラ豆や枝豆の柔らかくてピントがずれたような青臭臭。
☆5-エチル-4-ヒドロキシ-2-メチル-3(2H)-フラノン≪ホモフラネオール≫
カラメル様の甘い香りを持っています。醤油や味噌の重要な香気成分。
☆グアイアコール≪グアイヤコール≫
焦げたような煙のニオイ。焙煎したコーヒー豆に含まれるニオイ。スパイシーな香ばしさ。
バニラの香りの主要な成分バニリンは、グアイアコールを合成して作ります。
バニラの香りと焦げたような香りは隣り合わせなのかもしれません。
☆2-3-ブタンジオン≪ジアセチル≫
コーヒーの焙煎では、炭水化物の分解によって生成する。
バターのような、チーズのようなニオイを持っています。パンなどを焼いた時に出る香り。
☆2-3-ペンタンジオン
ジアセチルと同じで、バターのような、チーズのようなニオイを持っていますが、揮発性が低いのでニオイも弱くなります。
☆メチオナール
ジャガイモやサツマイモ、和栗の香気成分。
☆2-イソプロピル-3-メトキシピラジン
ピーマンなどに特有の香りを持っています。土のような、ロースト香。
☆バニリン
バニラの香りの主要な成分。
☆4-ヒドロキシ-2.5-ジメチル-3(2H)-フラノン≪フラネオール≫
カラメルのような、香ばしくて甘い香り。熟したパイナップルやストロベリーの香り。
☆2-エチル-3.5-ジメチルピラジン
アーモンドのような加熱香気。食品中に天然に存在しているか、または加熱により生成する。
☆3-ヒドロキシ-4.5-ジメチル-2(5H)-フラノン≪ソトロン≫
低濃度なら、メープルシロップやキャラメル、焦がした砂糖のようなニオイがします。
カレー、シチュー、ハヤシなどに添加すると、熟成感(コク)のある風味を作る。
☆4-エチルグアイアコール
高濃度なら燻煙のニオイ、低濃度ならスパイスや穀類を連想する香り。
燻製や香辛料を連想するニオイ。
☆5-エチル-3-ヒドロキシ-4-メチル-2(5H)-フラノン
メープルシロップやキャラメル、焦がした砂糖のようなニオイがします。
カレー、シチュー、ハヤシなどに添加すると、熟成感(コク)のある香味を作る。
(引用終わり)
見ました?この細かなそして科学的なデリケートな分析。
そして、太字部分。ありましたチーズ臭。ああ、長かった。ああ、わが人生に悔いなし。
いや、フィージーで1週間泳いで、スイスで2週間スキーして…から
セコイア 御坊
今日から営業開始
Real steel
謹賀新年
謹賀新年
本年もよろしくお願いいたします。
当店は、1月5日より通常営業を再開いたします。
1月5日~9日まで、ブルーマウンテンNO.1、ハワイ・コナ エクストラファンシーを特別価格で提供致します。
インド モンスーン
「ウッド」のマスターが来て、コーヒーの話をしているうちに、なぜかインドモンスーンが飲みたくなった。お客さんがいなくなってすぐに、インドモンスーンを焙煎。すぐに飲む。ウーンうまい。
インドモンスーンは個性的な珈琲の多いウチの店でも特に個性的。香ばしさが群を抜く。生豆の色からして個性的。(写真左端がインドモンスーンの生豆)
通常の生豆が緑白色(グリーンビーンズ)なのに、この豆は少し黄色かかっている。焙煎しても薄い茶色にしかならない。
香りの香ばしさは最高。味も軽く香ばしい。
ちょっと変わったコーヒーを飲みたくなったら、一度試してみてください。
写真左から、インドモンスーンの生豆、通常の生豆、焙煎したインドモンスーン、通常の焙煎豆。