和歌山産珈琲

珈琲豆は通常、コーヒーベルトと言われる赤道の周囲で、栽培されますが、それ以外の場所でも、栽培に挑戦している方はいます。
 今日は、岩出市(和歌山県)で、珈琲豆を栽培している方が、お店に栽培した珈琲豆を持ってきてくれました。
 約200gを店の焙煎機で焙煎して、その方と店のスタッフと飲んでみましたが‥‥意外においしい。
 今まで、国内で作られた珈琲を何度か飲んだことがありますが、これは、今までで一番おいしかった。
 持参していただいた方のお話を聞くと、元々は奥様がバラを育てるための温室の一角で、珈琲の樹の苗を育ててみると、どんどん成長して温室の天井に届きそうにまでなり、何度か上をカットしていると、花が咲き、実がなり、完熟したので、実を摘んで豆を洗って置いていたそうです。
 焙煎の仕方がわからなかったので、当店に持ち込んだとの事。樹の枝も持ってきていただきました。一部、熟しています。
 私も栽培にも、関心があり、詳しくお話を聞きましたが、温室の暖房代だけで、月に40万円かかると聞いてあきらめました。