レモネード???

 ご存知ない方もおられると思いますが‥‥ 当店は、珈琲店です。
 なぜか。最近、レモネードがよくでます。なぜ?
まあ、3人くらいで御来店いただき、2人が珈琲。1人がレモネードというケースは、よくあったし、今でもよくある。
 しかし、3月に入って、2人でご来店。2人とも「ホットレモネード」と言うオーダーが3回あった。
 さらに、一度は、3人でご来店頂き、2人が「ホットレモネード」おお、またか‥。しかし、お一人がメニューに顔を突っ込んで熟慮中。(顔に出さないようにして期待に胸を膨らませる)
 2分ほど悩んで「私は‥、アイスレモネード」
 ‥‥‥ウン。ここは深呼吸をして冷静に‥‥そうだよな。メニューにあるんだから何を選ぶかはお客様しだい。レモネードの注文にガッカリするんだったら、メニューに載せるなよ。お前が悪いぞ。コラッ! と自分に言い聞かせて、「巨人の星」(知らない人はお父さんに聞いて)の星一徹のように、テーブルをひっくり返す事もなく、引きつった笑顔でオーダーを受けた。
 メニューから、レモネードを外すべきか。外さないべきか。ハムレットのように悩む今日この頃。
 で、今日のケーキはサントノーレ。フランスのサントノーレ通りから名付けられたという説とパンの守護神とされる司教の名前からという説があります。タルトブリゼにシブーストクリーム、そしてシュークリームを乗せて、キャラメルソースをかけています。試作品(左)と改訂版(右)
   
 

和歌山弁と敬語

 和歌山弁が流行ってるらしい。
NHKの連続ドラマで和歌山弁が使われているのが理由と聞いた。
しかし、疑問。連続ドラマの設定は岸和田。岸和田弁と和歌山弁は似ているんだろうか。違うのだったら、岸和田市民からNHKに抗議がきているはずだから似ているんだろう。
 初めて和歌山弁を聞いたときには……引いた。
 怒ってるのか?喧嘩してるのか?と思った。しかし、和歌山弁というのは、すこし不思議な言葉で、万葉時代の言葉がそのまま残っているものが多い。
 今日、聞いた話では、歴史的に和歌山には封建領主のいない時代が長く、部族同士の話し合いで物事が決定される文化が定着していた。そのため上下関係や敬語は不要という文化が育まれた。…という。
 曰く「その名残りで、敬語を使えない和歌山人が多い。」本当だろうか?
しかし、たしかに敬語を使えない人によく出くわす。それも若い人に多いように感じる。まだ会社などで敬語を使う必然に出会ってないからだろうか。
 おもしろいなぁ。