和歌山弁と敬語

 和歌山弁が流行ってるらしい。
NHKの連続ドラマで和歌山弁が使われているのが理由と聞いた。
しかし、疑問。連続ドラマの設定は岸和田。岸和田弁と和歌山弁は似ているんだろうか。違うのだったら、岸和田市民からNHKに抗議がきているはずだから似ているんだろう。
 初めて和歌山弁を聞いたときには……引いた。
 怒ってるのか?喧嘩してるのか?と思った。しかし、和歌山弁というのは、すこし不思議な言葉で、万葉時代の言葉がそのまま残っているものが多い。
 今日、聞いた話では、歴史的に和歌山には封建領主のいない時代が長く、部族同士の話し合いで物事が決定される文化が定着していた。そのため上下関係や敬語は不要という文化が育まれた。…という。
 曰く「その名残りで、敬語を使えない和歌山人が多い。」本当だろうか?
しかし、たしかに敬語を使えない人によく出くわす。それも若い人に多いように感じる。まだ会社などで敬語を使う必然に出会ってないからだろうか。
 おもしろいなぁ。