今月のお勧め珈琲

 今月のお勧め珈琲は、モカシダモG-2。
正式名称、エチオピア連邦民主共和国。アフリカ大陸の北東に位置し、約80の民族8000万人の人口をかかえています。経済的には、非常に貧しく、かつての内戦や近隣国との戦争、クーデターで貧困や飢餓が今でも蔓延しています。 
昔、ヤギ飼いの少年が自分の飼っているヤギたちは、だんだん元気がなくなり心配していましたが、そのヤギが赤い実を食べたとたんに元気になったので、調べるとそれがコーヒーの実。その実を村に持ち帰り、病人に食べさせるとその病人も元気になった。と言う伝説からコーヒー発祥の地と言われており、最近の研究でもコーヒーは、エチオピアから広まったとされています。
コーヒーを日常的に飲む習慣はエチオピアから始まり、集会や祝い事、また哀悼の場など、そして眠気覚まし等に用いられていました。
今日では、コーヒー豆を煎じ、砕き、そして沸かしていただくコーヒー・セレモニーは、エチオピアの社会生活に欠かせないものとなっています。招待した家の女性が豆を煎じます。沸かす為の炭火コンロが置かれる床には、新鮮な草や花が敷かれ、またインセンス(お香)を焚いて辺りの空気を清めます。エチオピアのコーヒー・セレモニーは、最低1時間程かかります。その間に3杯のコーヒーをいただきながら、お客や近隣の友との語らいの場となっています。
エチオピアで生産されたコーヒーは、海を挟んだイエメンの港町から世界中に出荷されていました。この港がモカ港です。いまではモカ港から出荷はありませんが、エチオピアやイエメンから出荷されたコーヒーがモカ(イエメンのものは区別のためモカマタリとする事もあります)と呼ばれるのはそのためです。
シダモG2の特徴
この豆は近代的設備で水洗精製されサイズが均一に欠点豆も少なくなっています。
モカ・フレーバーは薄く、甘酸っぱくシトラスのようなフレーバーがあります。モカ(エチオピア)コーヒーは、2008年春に農薬が検出され、数年間、輸入停止になっていました。現在では厳重なチェックを通ったものだけが市販されています。
 通常価格(100g)400円を8月31日まで 380円で提供します。 

明日から7周年プレゼント!

 以前にもお伝えしましたが、明日(7/13)~15日まで、開店7周年記念で、ご利用いただいた皆さんに、粗品プレゼントします。

 今日も、とても暑いです。でも少し風があって、入り口の花達が風に踊っていました。落ちてしまった花は、店内で涼しく泳いでいます。

 

ありがとうございます!7周年

 ありがとうございます。
当店は、この7月15日で7周年を迎えます。
今後も皆様の励ましと叱咤を糧に、よりよい珈琲豆をよりおいしく焙煎し、お渡しできるよう努力していきます。

 7月13日(土)~7月15日(月)までの間に当店ご利用の皆様に、ささやかなプレゼントをさせていただきます。

今月のお勧め珈琲

 今月のお勧め珈琲は、タンザニア マサマ キリマンジャロ。
アフリカ大陸で一番高い山キリマンジャロの麓にあるマサマ村(標高1000m)で収穫されたキリマンジャロコーヒー。
 独特の上品な酸味は、夏によく合います。実は紅茶の国、イギリスの王室御用達。
 この機会にぜひお試しください。

 通常価 400円/100gを380円で。

ブルーベリー狩

 店のケーキやパフェに使うブルーベリーを買いに有田川町の坂上ファームへ。
 買ってすぐ帰ろうと思ったけど、坂上さんが「ブルーベリー狩やってけよ」とお誘いいただいたので、お言葉に甘えて‥。
 完熟のブルーベリーの見分け方やブルーベリーのウンチクを聞きながら、「摘んだブルーベリーは食べていいよ」と言われたのでタップリ食べました。
除草剤を使わないので草がボウボウで、斜面はキツカッタけど楽しかった。

  

緑の中へ

 昨日の休みは、ゆっくり寝て、窓から見える山の緑に誘われて山の中へ。
ナビの指示通り運転すると、道がどんどん狭くなる。対向車が来たらどうしよう‥。
 周りは深緑から黄緑のグラディエーションの隙間から太陽光線がまぶしい光景が続く。
 目的地に何とか着いて山椒のジェラードを‥。山椒の木を初めてみた。
鳥の鳴き声、新緑、広い空‥いいなぁ。でも病院もコンビ二も何もない。ここで暮らすのはたいへんだな。

 

アイスコーヒーの話(その5)

 アイスコーヒー用の豆とその挽き方
本来なら、これは(その3)や(その4)より先にお話すべき内容でした。
 (その2)でも述べましたが、アイスコーヒーは、通常のコーヒーより濃く出す必要があります。
 そのために、単純に考えれば、コクの強い種類の豆を深煎りして量を増やして使えばいいことになります。実際、それが基本です。でもやはり、香りと苦味、ほどよい酸味とわずかな甘みがほしいもの(‥‥お好みにもよりますが)。
 そこで、ブレンド(2種類以上の豆を混ぜる)が必要になります。一方では強いコクと苦味、そしてもう一方で、酸味と甘みを出せるよう調整します。それも各自家焙煎店の腕の見せ所。そして自分の好みにあうアイスコーヒーを探す楽しみもそこにあります。
 おいしいアイスコーヒーならミルク(フレッシュ)やガムシロップは必要ありません。コーヒーそのものの香りと苦味、酸味、甘みをお楽しみください。

 

今月のお勧め珈琲

 今月のお勧め珈琲は、エクアドルグレートマウンテン。南米の北に位置する国。エクアドルは現地語で「赤道」。その名のとおり、赤道の真下にある国。
 グレートマウンテンは、軽い口当たりとすっきりした酸味と甘みのよさです。通常価400円/100gを380円で。

アイスコーヒーの話 その3

アイスコーヒーのつくり方具体例(ペーパードリップ 急冷法)

1.珈琲豆は、苦味のあるコクの強いものを選び、深煎りしたものを使う※。
2.通常よりも大目の量(1.5~2倍)の豆を使う。
3.通常より細かめに挽く(細挽き)
4.通常よりゆっくりお湯をかけて淹れる。
5.淹れ終わったら、すぐに大き目の氷をサーバーに数個入れて、4~5回、サーバーを回して冷やす。
6.すぐに氷を入れたグラスに注いで、できあがり。

 コツは淹れるときは、ゆっくり、冷やすときは手早くです。

※珈琲豆は、アイスコーヒー用と指定する必要があります。当店の豆なら「ロブブレンド」が適正です。