今月のお勧め珈琲

 今月のお勧め珈琲は、タンザニア マサマ キリマンジャロ。
アフリカ大陸で一番高い山キリマンジャロの麓にあるマサマ村(標高1000m)で収穫されたキリマンジャロコーヒー。
 独特の上品な酸味は、夏によく合います。実は紅茶の国、イギリスの王室御用達。
 この機会にぜひお試しください。

 通常価 400円/100gを380円で。

ブルーベリー狩

 店のケーキやパフェに使うブルーベリーを買いに有田川町の坂上ファームへ。
 買ってすぐ帰ろうと思ったけど、坂上さんが「ブルーベリー狩やってけよ」とお誘いいただいたので、お言葉に甘えて‥。
 完熟のブルーベリーの見分け方やブルーベリーのウンチクを聞きながら、「摘んだブルーベリーは食べていいよ」と言われたのでタップリ食べました。
除草剤を使わないので草がボウボウで、斜面はキツカッタけど楽しかった。

  

緑の中へ

 昨日の休みは、ゆっくり寝て、窓から見える山の緑に誘われて山の中へ。
ナビの指示通り運転すると、道がどんどん狭くなる。対向車が来たらどうしよう‥。
 周りは深緑から黄緑のグラディエーションの隙間から太陽光線がまぶしい光景が続く。
 目的地に何とか着いて山椒のジェラードを‥。山椒の木を初めてみた。
鳥の鳴き声、新緑、広い空‥いいなぁ。でも病院もコンビ二も何もない。ここで暮らすのはたいへんだな。

 

アイスコーヒーの話(その5)

 アイスコーヒー用の豆とその挽き方
本来なら、これは(その3)や(その4)より先にお話すべき内容でした。
 (その2)でも述べましたが、アイスコーヒーは、通常のコーヒーより濃く出す必要があります。
 そのために、単純に考えれば、コクの強い種類の豆を深煎りして量を増やして使えばいいことになります。実際、それが基本です。でもやはり、香りと苦味、ほどよい酸味とわずかな甘みがほしいもの(‥‥お好みにもよりますが)。
 そこで、ブレンド(2種類以上の豆を混ぜる)が必要になります。一方では強いコクと苦味、そしてもう一方で、酸味と甘みを出せるよう調整します。それも各自家焙煎店の腕の見せ所。そして自分の好みにあうアイスコーヒーを探す楽しみもそこにあります。
 おいしいアイスコーヒーならミルク(フレッシュ)やガムシロップは必要ありません。コーヒーそのものの香りと苦味、酸味、甘みをお楽しみください。

 

今月のお勧め珈琲

 今月のお勧め珈琲は、エクアドルグレートマウンテン。南米の北に位置する国。エクアドルは現地語で「赤道」。その名のとおり、赤道の真下にある国。
 グレートマウンテンは、軽い口当たりとすっきりした酸味と甘みのよさです。通常価400円/100gを380円で。

アイスコーヒーの話 その3

アイスコーヒーのつくり方具体例(ペーパードリップ 急冷法)

1.珈琲豆は、苦味のあるコクの強いものを選び、深煎りしたものを使う※。
2.通常よりも大目の量(1.5~2倍)の豆を使う。
3.通常より細かめに挽く(細挽き)
4.通常よりゆっくりお湯をかけて淹れる。
5.淹れ終わったら、すぐに大き目の氷をサーバーに数個入れて、4~5回、サーバーを回して冷やす。
6.すぐに氷を入れたグラスに注いで、できあがり。

 コツは淹れるときは、ゆっくり、冷やすときは手早くです。

※珈琲豆は、アイスコーヒー用と指定する必要があります。当店の豆なら「ロブブレンド」が適正です。

アイスコーヒーの話 その2

アイスコーヒーのつくり方には大きく分けて(極めて大雑把に)、3種類あります。
 1.急冷法
 2.ゆっくり冷やす方法
 3.その他

 1.の急冷法は、当店でも行っている方法で、多くのコーヒー専門店でも行っています。
 簡単に言うと、(詳しくは次回)通常のコーヒーより濃いコーヒーを淹れ、氷で急速に冷やします。
 なぜ、濃いコーヒーを使うかと言うと、第一に人間の味覚は温度の低いものについては、鈍感になるからです。同じ濃さのコーヒーでも通常の温かいコーヒーに比べ、コーヒーの味を感じにくくなります。
 第二に、直接、氷を使ってコーヒーを急激に冷やす場合、氷が溶けて、その分、薄くなります。そのため、濃いコーヒーを使用しなくてはなりません。
 そして、なぜ急冷なのかと言うと、コーヒーの香り(特に口から鼻に抜ける)を残すためです。ゆっくり冷やすと香りはどうしても逃げてしまいます。

 2.のゆっくり冷やす方法にはいろいろあります。水出しコーヒー(※ダッチコーヒー)もその一つです。お湯を使わず、水でゆっくりコーヒーを淹れる方法です。他には、少し濃い目のコーヒーを大量に作り、冷蔵庫内でゆっくり冷やす方法です。中には、氷水にサーバーを入れて冷やすお店もありました。

 3.のその他は、いろいろです。よくチェーン店ではコンクのアイスコーヒーを、少し水で薄めて氷を入れて出したりしてました。中には日持ちさせるため糖分を加えているところもありますね。私がびっくりしたのは、大阪のある店で、市販の紙パックのアイスコーヒーをグラスに移して氷を浮かべて出している見たときです。これも、その他でしょう。他にもいろいろあると思いますが、思い出せません。

 ※ダッチはオランダ人を差別した言葉なので、最近は、あまり使いません。ダッチワイフ、ダッチロール、ダッチビジネスなど、悪い言葉によく使われます。

アイスコーヒーの話 その1

 日中は半袖で歩く若者たちも目に入ります。
 当店でも、珈琲好きの常連さん達を除くと8割がアイスコーヒーのオーダーになっています。
 ところで、コーヒーの歴史は長いのですが、アイスコーヒーの歴史が意外に短いって知ってました?コーヒー自体は数千年の歴史を持ち、一説によれば有史以前から、なんらかの形で飲まれていたのでは‥と言われています。
 ところが、アイスコーヒーが一般化したのは、まだここ20年位と言われます。
 え?もっと前から飲んでた?そうですね。日本では結構、前から置いてる喫茶店もありました。外国でも文献を調べると200年くらい前に飲んでいる記録はあります。
 しかし、コーヒーは温かい(熱い)もの。と言うのが長年の常識で、日本の喫茶店にあるアイスコーヒーは、外国人からは奇異な目で見られました。
 「(夏は)暑いから、コーヒーを冷やして飲んで何が悪い」「じゃあ、日本人はミソスープ(味噌汁)を夏は冷やして飲むのか」といったやり取りが、あったとか、なかったとか。
 実は、コーヒーチェーン店の戦略がアイスコーヒーを一般化しました。暑い時期にはコーヒーの売上が伸び悩む、これを打開したい、では冷たいコーヒーを売ろう。となったのです。
 今では、世界中でアイスコーヒーが1年中飲まれています。これもグローバル化のなせる業でしょうか。
           (face book コーヒーの豆知識 GreenBeansより)

至現会展

お客さんから「示現会展」の入場チケットをいただきました。
6月5日~10日 和歌山県民文化会館県民ギャラリーです。
絵画に興味のある方にお譲りします。水曜日から月曜でなので、火曜休みの私はいけないのです。
‥と言うことで、お客さんがいないうちにムスルグスキー作曲、ラベル編曲(カラヤン指揮ベルリンフィル)の「展覧会の絵」をBGMに閉店準備。(ジャスラックさん、だいじょうぶ聴いてるのは私だけですから)