10月1日は珈琲の日。新しい珈琲年度の始まりです。
当店では、10月1日、2日の2日間に珈琲豆を注文されたお客様に、当店オリジナルの珈琲保存缶をプレゼントしています。
今年もパナマエスメラルダゲイシャのオークションが終わり、数日中に日本に入荷します。
当店ではいち早く現地から直接サンプルを取り寄せ、本日届きましたので試飲を行いました。
香味は、まったく問題なく、独特の甘酸っぱいフローラルな酸味とすっきりした甘みの良さが感じられました。
価格は、やはり昨年より若干上がっており、円安の影響もあり、昨年同様の価格での販売はむつかしいかもしれませんが、他店よりお求めやすい価格設定を目指します。
世界中の珈琲ファンから「世界一おいしい」と言われたエスメラルダゲイシャ。あと2週間程度で販売を開始いたします。入荷日・価格が決まりましたら、またこのブログ、FBなどでお知らせいたします。
今月のお勧め珈琲は、モカシダモG-2 。エチオピアの豆です。エチオピアは昔から「コーヒー発祥の地」の伝説がありましたが、最近の研究でも、それが証明されてきています。
「モカ」は港の名前。かつてエチオピアで収穫された珈琲豆は、イエメンのモカ港から出荷されていたため、「モカ」に。これはブラジルのサントスと同じですね。
エチオピアは経済的にとても貧しい国で80もの民族が住み、内戦や紛争が絶えません。
さて、モカは昔から日本でも人気のあるコーヒーです。コーヒーを飲まない人でも、ブルーマウンテン、キリマンジャロ、モカ‥の名前は聞いたことがあると思います。
焙煎すると、とても甘い香りがして、甘酸っぱい柑橘系の味も特徴です。
残暑が残っているものの、朝夕は涼しい日も増えてきました。ぜひ「モカシダモG-2」をお試しください。
http://greenbeans.jp/?pid=2410253
今月のお勧め珈琲はケニアAA。
アフリカのコーヒー豆は、日本ではキリマンジャロで知られるタンザニア(キリマンジャロを挟んで北と南になります)が有名ですが、ケニアのコーヒー豆はヨーロッパでは第一級のコーヒーとして位置づけられています。
浅煎りでは酸味がでて、焙煎を進めることでこの豆の最大の特徴である「甘み」が生まれてきます。深煎りにも向く豆として知られ、ボディがしっかりしているので、フレンチローストまで焙煎をすすめても、味がすかすかになることはありません。
AAって何?香味は?
「AA」は、豆のサイズをあらわし、もっとも大きな豆で、最高級品とされます。 日本で有名なアフリカ産のキリマンジャロコーヒーに近い風味のなかに、さらに濃厚なコクを持ち、力強いフレーバー、甘味もたっぷり、後口のほどよい酸味が心地よい。甘酸っぱい、柑橘系のきれのある酸味です。一般に深煎りのコーヒーの中には適正な焙煎ではなく(バランスをくずしてしまい)途中で飲み飽きてしまうようなものも見受けられますが、この「ケニアAA」はコーヒーの好きな方なら、たくさん飲んでも大丈夫な深煎りにも向くコーヒーです。
暑い日が続きますが、この季節にアフリカケニアの珈琲を楽しむのも、おもしろいと思います。
通常価格510円/100gを490円で
http://greenbeans.jp/?mode=grp&gid=782539
本日(2016.7.15)、当店は開店10周年を迎えました。
多くの皆様に支えられ、広げていただき、本日までやってこれました。
ミスや失敗も多く、ご心配をおかけしたりやお叱りを受けたことも多々ありました。
励ましや称賛のお言葉をいただくこともあり、感謝しております。
10年の歳月は長く、当店でデートを重ねていたカップルの方が結婚し、お子様が今年、小学校に上がりました。
お仕事等で遠方に引っ越された後も、当店の珈琲豆をネット注文していただき引き続きご利用いただいている方も何人もいらっしゃいます。
これからも珈琲豆のクオリティ重視で、皆様にご満足いただける珈琲豆をお届けできるよう努力を続けてまいります。
今月のお勧め珈琲はグァテマラSHB
グァテマラでもSHBは高品質と言われる甘い香りと、たいへんバランスのよい香味が特徴のコーヒーです。
安全で信頼性の高いこのコーヒーは柔らかな酸味、そしてチョコのようなビター感が優しく広がります。
グァテマラでの栽培は自然の力によって成り立ち、鮮やかなコクと香りに優れた甘味のあるコーヒーが収穫されます。
グァテマラでの珈琲の等級は産地の高度で7等級に分類されています。(等級は生産国によって異なっています。現在、統一の等級を定める方向で検討中ですが、難しいようです)最高級グレードの豆は標高1350m以上と決められてSHB(ストリクトリー・ハードビーン)となります。以下HB(ハードビーン)、SH(セミハードビーン)、EPW、PW、EGW、GWとなります。
通常価390円を370円/100gで 6月30日まで
パカマラ珈琲(ニカラグア カサブランカ ハイランド パカマラ)入荷しました。
中米、ニカラグア北西部の山岳地帯は、COE(カップオブエクセレンス※)受賞農園が集まる事で有名です。
その中でカサ・ブランカ農園内の、標高の高いエリアでパカマラ種だけを栽培しています。
収穫後は2日以上、自然酵素反応をさせたあとに、更に2日以上かけて自然発酵を進めて乾燥作業にはいる2段階発酵で強いフレーバーを出す珈琲となります。
このカサブランカ ハイランド パカマラは、2012年にCEOで入賞しています。
とても大粒(下写真)で、フレーバーが強く、フルーティーな酸味と甘みの良さは定評があります。
前回もお伝えしましたように、世界的な異常気象や、害虫・疫病の発生で、特に高級珈琲の収穫量が減少し、価格は異常に高騰しています。残念なことに一部では偽物や粗悪品も横行しており多くの珈琲ファンを裏切る動きもあります。
当店では、クオリティの維持を最優先し、今回ハワイコナ高級品種、キューバクリスタルマウンテンの代わりとなる商品として、この商品を取り扱うことになりました。
価格は650円/100gと多少高めになりますが、ぜひ一度お試しください。
今月のお勧め珈琲は、カロシアリオストトラジャ。
赤道直下のスラウェシ島の標高1,000m以上もの山間部で、年間4,000mm以上の降雨量と大きな温度差・良好な水はけなど、コーヒーの栽培に非常に適した環境の中で、誇り高いトラジャ族により大切に育てられました。
勿論手摘み完熟サンドライ。生豆はコーヒーのオパールとも呼ばれる美しいものです。その焙煎豆は期待に違わない、奥行きのある苦味とコク、そして円やかな甘みと酸味を有していて、なお且つバランスの良さは抜群です。
赤く完熟したチェリーを一粒一粒、人力で収穫し、脱肉、水洗、乾燥、選別、カップテストなどの工程を経てマカッサル港からリーファー・コンテナ(コンテナ内部温度を一定に保持)で日本へ出荷されます。
トラジャの名前
実は、トラジャの名前は商標登録されています。そのため、いままでは「カロシ」表示のみで当店で販売していました。今回、商標登録の使用許可を得た業者からの入荷ができるようになりましたので、当店でも、以前使用していた「カロシ アリオスト トラジャ」の名前で販売するようになりました。 トラジャのトレードマークは、スラウェシ島の伝統的な家屋のデザインを使っています。