A Film About Coffee

 

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「A Film About Coffee」
まだ公開前(12月12日公開)なので、予告編しか見ていませんが、おもしろそうな映画です。
えーと、和歌山での上映は………やはり予定なし。近畿での上映予定は大阪と神戸の2館のみ。 今週号(11/30号)のAERAでも紹介されていました。

 「コーヒーに人生をかけるプロフェッショナル達の熱い仕事ぶりと哲学を…」んー。かなり仰々しいうたい文句。
ダイレクトトレードを行うアメリカのコーヒーバイヤーやルワンダ、ホンジュラスの生産農家。そして日本の「大坊珈琲店」も。まさに「Seed to Cup(種からカップまで)の物語」
添付写真の一部は公式HPより
http://www.afilmaboutcoffee.jp/

人類資金

 映画「人類資金」を観てきました。
 原作のほうがおもしろい。たしかに映画では時間的制約が多いし、想像力を映像で表現するのは限界がる。
 この映画、そして書籍の販売方法がおもしろい。1巻の発売が8月で、映画が10月上映なので、最初から映画化が決まっていた。
 そして、1巻は特別料金、2巻以降の500円の半額。更に1巻の前半は、ネットで無料で読むことが出来た。つまり、計算されつくした販売方法だ。
 ネットで読んで、おもしろいと思い、本を買った。そして映画を観た。完全に販売プロデューサーの思い通り。
 原作では、リーマンショックの裏側やアベノミクスの失敗など、リアリズムに徹しているのに、映画では‥。まあ、限界もあるか。

 

風立ちぬ

 先日、映画「風立ちぬ」を観に行ってきました。
何かと話題に事欠かない映画です。私は、基本的にアニメはビデオ(DVD)で十分と思っている一人ですが、なぜか映画館に‥。
 「タバコを吸うシーンが多過ぎる」「未成年(?)がタバコを吸うシーンがある」「病気の妻の横で吸うのはひどい」と嫌煙家からは非難ごうごう。
 そして、右よりの若者達からは「反日ジブリ」「反戦サヨ(左翼)映画」だそうで、そこまで言われている映画なら、ビデオ化を待たずに‥となりました。
 タバコを吸うシーンは、たしかに多い。でも、昔はいろいろな所でタバコを吸う人を見かけた。歩いていても、学校(大学)の廊下でも、バスや電車の中でも‥。不自然ではないな、と思った。
 病気の妻のシーンでも、主人公は「タバコを吸いたいから‥」と部屋を出て行こうとするのを妻が止めている。これはこれで、いい恋愛表現だ。
 「反日ジブリ」‥についても、ジブリの中心人物は、反戦平和をいろいろな場所で表明しているが、反日や左翼と決め付けるのおかしい。
 たぶん、映画全体を見ないで、一部だけを問題にしているのではないだろうか。
 たしかに、昔はタバコの需要を増やすため、映画のかっこいい主人公に、タバコを無理やり吸わせたり、女性にタバコを広げるため、美しいヒロインにタバコを吸わせる「宣伝」はあったようだけど‥

LAギャングストーリー

 昨日の休日。妻と映画に。
「LAギャングストーリー」おもしろかったです。まあ、勧善懲悪で笑いあり、涙あり、銃撃戦や爆破、残酷シーンも‥。マスコミも強いほうの味方。これは、どこでもいつでも。
 ギャングに立ち向かう勇気あるメンバー達。しかし最初から大失敗。
そしてギャング達を次々、襲い、追い詰める。うーん、暴力には暴力でか‥‥‥いいのか?
 そんな中、メンバーの1人の台詞「俺達のやってることは、奴らと変わらないんじゃないのか?」
 この一言でちょっと救われた。でも、このあとも銃撃戦、爆発、殺し合い‥。娯楽としてはいいけど‥暴力の強いほうが「正義」になるのは、しょうがないのか?

「最強のふたり」

 今日は定休日。天気がよかったら、山か海か川に…と思ってたけど、あいにくの雨。っていうか、朝は激しい雷雨。
 外は諦めて、映画に。そう言えば久しぶり。週刊誌か新聞か…で評論家の感想を読んだ「最強のふたり」を。
 金持ちと貧しい黒人の実話とのことで、てっきりアメリカ映画と思ってしまってたが、フランス映画。フランス映画は深いけど、テンポがなぁと先入観を持ってしまったけど、いや楽しく観られました。
 笑いもあり、涙も感動も…しかし、ちょっと貧乏人のヒガミで、金持ちだからできるんだなぁと感じた部分も。それと「最強のふたり」という題名。たしかに2人とも、苦しい境遇の中で前向きに生きようと、もがきながら進んでいるのは分かるけど、「最強」かな。
 ストーリーも役者も演出もよかったけど、音楽が最高。映画館で聴く音楽はいいなぁ。
 

プロメテウス

 映画を観に行きました。「プロメテウス」。2つ大きな間違いを。
 1つは、予告編だけ見て、内容を知らないまま観たので、ちょっとがっかりだった事。もう一つは、間違って「吹替え」版を見てしまった事。
 内容的にもっと斬新なものだと思っていたのですが、「エイリアン」のシリーズもののような感じでがっかり。そして、ストーリーに矛盾点というか合理性のない点がいくつかあり、なんで?と思ってしまった。まあ、映像はなかなかよかったけど。
 そして「吹替え」は大失敗。肝心の主演女優の吹替えが、セリフ棒読みで気になって感情移入できなかった。たぶん若いタレントがやってるんだろうと思うけど、小学校の学芸会並みの棒読みは勘弁して欲しい。
 画像も演技もよかっただけに‥吹替え版の責任者がタレント事務所との関係を優先したのは残念。

 

八日目の蝉

 原作時点で注目され、NHKでテレビドラマ化されて評判が広がり、映画化されて日本アカデミーで数々の賞を独占した「八日目の蝉」をテレビで観た。
 ドラマも観られず、映画も見逃して、DVDで観ようと思ってて…忘れてたのです。
 (ドラマの)壇れいのファンなんのですが、(映画の)永作博美も好きなので期待したけど………期待以上よかったー!。泣けた。
 やっぱ、日本映画も名作はいいよなぁ。

太陽を盗んだ男

 本を読み飽きたので、ワインを飲みながらテレビをつけると、ケーブルテレビで、30年くらい前の映画「太陽を盗んだ男」をやってた。 
 高校教師が、原子力発電所から、いとも簡単にプルトニウムを盗み出し、アパートのキッチンで原爆をつくり、国会議事堂のトイレに。
 しかし、原爆の製造過程でペットの猫が被爆して死に、自分も被爆し…。
 主人公の「プルトニウムさえあれば、誰でも原爆は作れる」の言葉通り、アパートの一室で原爆が作られる工程が具体的に描かれる。
 沢田研二、菅原文太、水谷豊…と豪華キャスト。
 沢田研二のとぼけた演技がいい。

 

オレンジと太陽

 題名は忘れたけど、ボスニアで国連の平和維持軍が関与した百数十人の少女たちの拉致、誘拐、監禁、売春強要事件を告発した国連の女性職員の実話を元にした映画があった。
 友人とその映画の話をしていて、最近公開された「オレンジと太陽」という映画を教えてもらった。こちらは、数十年前、イギリス政府が関与した自国の10万人以上の子どもたちのオーストラリアへの誘拐・輸送を取り上げた物語。
 イギリス政府が誘拐した子どもたちをオーストラリアに送ったのは、当時の日本軍の南下政策があった。日本軍の侵略を恐れたオーストラリアがイギリスから「兵士」と「慰安婦」を得ていた。
 その話を聞いて、「オレンジと太陽」を観たいと思ったけどやはり和歌山の映画館ではやってなかった。
 しかたなかったので「ダークシャドー」を観たけど期待はずれだった。金返せ! コマーシャルに踊らされた自分に深く反省。

ドラゴンタトゥーの女

 原作「ミレミアム」は世界中で絶賛されたらしい。しかし、大多数の人がいいと言うものが、自分にも…とは限らない。
 とりあえず、オープニングの映像と音楽がいい。大音響でツェッペリンの「移民の歌」(リメイク)が館内に響き渡る。
 ストーリーもテンポよく飽きさせない。キャストも豪華。情報収集と分析によって、どんどん真実に近づく展開はおもしろい。3部作の第1作。