今日は、大阪狭山から、「リトルアイランド」という珈琲屋のオーナーがきてくれました。
若い、そしてジャニーズ系のイケ面。(ウーン、僅差で負けてるかな?)もともとは移動カフェから出発した珈琲屋さんとの事。そして、その移動カフェを現在、引き継いでいる若いきれいな女性もいっしょに。
珈琲豆の話になって、少し盛り上がりました。
さて、今日はベトナムの珈琲豆。
正式名称、ベトナム社会主義共和国。人口8500万人、主要な産業は、農林水産業や鉱業、軽工業ですが、最近は他のアジアの新興国と同様、経済発展の目覚しい国です。
過去、何度か戦火に見舞われましたが、ベトナム戦争後の1976年に南北統一がされ、現在の国名になりました。
世界第二位の生産量
コーヒー栽培は、1999年度にはインドネシアを抜いて世界最大のカネフォーラ(ロブスタ)コーヒー生産国になりました。アラビカコーヒーを含めてもブラジルに次、世界第二位です。
約14万のコーヒー農園があります。個人の小規模農園は0.5ha~3ha程の広さですが、これらは、フランスの植民地時代の大規模農園が分割されて作られたもので、これらの小規模農園は全体の90%を構成しています。
それらは全て共同化され、協同組合や国営農園になっています。
ベトナムで生産されているコーヒーの大部分(98%)はロブスタコーヒーです。アラビカコーヒーは生産量全体の1%以下と少ないながらも生産されており、これは、19世紀に宣教師によってアンナンにもたらされ、その後1935年にコーチン・シナに、1955年にトンキンにもたらされました。
希少性の高い珈琲
アラビカコーヒーはウォシュド(水洗式)で精製されます。
乾燥はほとんど地面で天日により行われています。豆はミディアムサイズで、色はライトグリーンであり、水分を過剰に含む傾向があります。
実は、多くのウォシュドアラビカコーヒー品質は平凡で、カップ味がクリーンでない場合がありますが、その中で特に品質が良いものだけを集めたのが、この珈琲です。たいへん希少性が高い珈琲で、マイルドで飲みやすく上品な香味があります。
当店では、今までベトナムの珈琲を扱っておりませんでしたが、アラビカ種が比較的安定的入荷できるようになったため、昨年の10月にはじめて取り扱いを開始しました。