【エチオピア】
コーヒー発祥の地はエチオピアと言われます。自然に生育していたコーヒーを収穫していた記録があるようです。
「モカ」はこのエチオピア産コーヒーを輸出していた隣国イエメンの港の名前。そのためエチオピア産コーヒーは今でも「モカ」と呼ばれます。
エチオピアには6つの生産地があります。ワラガ、リム、カッファ、シダモ、ハラール、イルガチェフェで、それぞれ環境も精製法も異なるため個性的な香味を出しています。
水洗式(ウォッシュド)処理をしたモカは一般的にマイルドでフルーティな酸味を出し、非水洗(ナチュラル)処理はスパイシーな香味を出しています。
内戦の影響もあり、なかなか入荷困難な豆も多くなっています。