今月(6月)のお勧め珈琲

今月(6月)のお勧め珈琲は、グァテマラブルーレイク。

グァテマラってどこ、どんな国

グァテマラは中央アメリカ北部に位置し、北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しており、太平洋とカリブ海に面し、海岸部を除くと、グァテマラは大部分が山地からなっています。
気候は熱帯性で気温が高いが高地は熱帯性ながら温順な気候で、火山国であり、日本の富士山に似たトリマン火山の麓には美しい湖アティトラン湖がある。かつてマヤ文明が栄え、現在も国民の半数はマヤ系のインディオです。
16世紀から19世紀初頭までスペインの占領下にあったため、スペイン語が公用語。独立後も1960年~1996年まで続いた内戦により、治安や政治において社会は未だに不安定な状態が続いています。

グァテマラのコーヒー

グァテマラには、8大産地と言われるコーヒー産地があります。中でも取り分けてブルーレイクの採れるアンティグア地方のコーヒーは濃厚なコクを持つ良質なコーヒー産地として日本でも有名な地区。土壌は豊かな火山性で、湿度は低く、日照時間は長い。そして、夜は冷え込む。この寒暖の差がコーヒー栽培にはとても適した土地と言われます。三つの火山に囲まれた渓谷で豊富なミネラル分を含んだ土壌。濃厚な味わいとふくよかな甘味が感じられることが特徴です。

ブルーレイクの産地と特徴

中南米で最も美しいとも称されるアティトラン湖の周辺地域は良質のコーヒーが穫れる産地として有名です。ブルーレイクはこの地で三世代もの間、マヤの末裔によって守りぬかれたコーヒーを丁寧に栽培・収穫した商品です。
美しいアティトラン湖をイメージしたネーミングに負けない品質の高さがあり、ブルボン種のスペシャルロットです。
グァテマラ産としては異例ともいえる濃厚なコクと特有の甘い香りを持ち、飲む人に確かな満足感を与えてくれます。
華やかさがあり、蜂蜜やレモンティーを思わせるフレーバーがあります。八万年前にマグマによりアティトラン湖ができ、1950 年頃に初めてブルボン種が植えられました。この辺りは代々受け継がれている小農家が多く、グァテマラでも品質の高い産地のひとつです。その厳選されたブルーレイクをこの機会にお試しください。
グァテマラ ブルーレイク
通常価 390円(100g)を370円で   6月30日まで

今月のお勧め珈琲

今月のお勧め珈琲はコロンビアスプレモです。

 南米大陸の北西に位置し、日本の3倍ほどの面積で人口4200万人が住み、3000m級のアンデス山脈が全土に位置します。そのため山岳高原地帯が大半を占めてます。
19世紀の初めにスペインから独立宣言し、20世紀の初めには隣の中米パナマと分離独立しました。言語はスペイン語が使われます

 年中どこかの地域でコーヒーの収穫が行われている国コロンビア。 地質・気温ともにコーヒー栽培に好適な国土を持っていますので、かつてコーヒー生産量はブラジルに次世界2位でしたが、現在ではベトナム、インドネシアに続き第4位です。
 農園数は30万にも及びますが農園の多くが傾斜面に位置している事もあり、その70%は小規模な農園で面積比率では30%でしかありません。
 その中で、エリアを限定し、昔ながらの生産・手摘みによる収穫を行う事によって、品質の安定を実現したコロンビア スプレモが収穫されます。また、昔ながらのロバを使った農園からの輸送が今でも行われています。
 最近も、自然環境の変化で、生産量が大幅に減った年がありましたが、昨年、今年は、収穫に問題ないようです。
 しかし、中米・カリブ海に広がったサビ病(葉が茶色になって光合成ができなくなり枯れていく病気)の影響が心配されています。

 粒の大きさを表す、スクリーン17以上が80%の大粒な豆をスペイン語で「最高級」を意味する『スプレモ』と称します。
 放縦なコクをベースに浅煎りから深煎りまで特徴的な香味を持つのでストレートでも美味しいが、他の豆との相性も良くマイルドタイプのブレンドとしてもよく用いられます。独特の香りはすばらしく、酸味の良さは定評があります。

  コロンビア スプレモ
          通常価格(100g)360円を5月31日まで、340円で提供

今月のお勧め珈琲

今月のお勧め珈琲は、インドモンスーン。
実は、このインドモンスーンは、「まぼろしの黄金コーヒー」の異名があります。
 かつて大航海の帆船の時代(15世紀~17世紀)、コーヒーをインドからヨーロッパの港まで輸送するのに約半年かかりました。
 この長い航海に、船倉に保管されたコーヒー豆は船倉で通常の緑色から黄金色(黄色)に変わり、独特の香味を持つようになりました。
 時代は蒸気船の時代に代わり、スエズ運河が開通すると、インドからヨーロッパまでの航海日数は大幅に短縮され、このコーヒーは姿を消しました。                    
  しかし、ヨーロッパのコーヒー愛好家は、かつてのインドコーヒー独特の香味を懐かしみ、黄金色のコーヒーを求める声は、年々大きくなりました。
インドは、この要望に答えるために5~6月に吹く南西の貿易風(モンスーン)を利用したモンスーンコーヒーの生産を始めました。
 水洗処理していない高級アラビカ・コーヒーを風通しの良い倉庫で広げ4~5日乾燥させます。 そして、時々かき混ぜ、袋に詰めていくつもの列に並べます。
 列と列との間は十分にひろげモンスーンがコーヒーの列を絶え間なく、均一に吹き抜けるようにします。1週に一度コーヒーを袋から出して詰め替え6~7週間経つとコーヒーは黄金色に代わり、
 インド産のコーヒー豆は輸出が少なく、多くが国内で飲まれています。マラバールは、インド南部のコーヒー生産地域の名前です。   

 酸味も苦味もマイルドな独特の香ばしい『黄金のコーヒー』は独特です。他の珈琲にない特色をこの機会にお試しください。
 店内にある普通のコーヒー生豆と比べるとインドモンスーン生豆の色の違いがよくわかります。現物をぜひご覧ください。

 インド モンスーン マラバール を通常価400円 を 380円(100g)で提供します!

今月のお勧め珈琲

今月のお勧め珈琲は、エクアドル グレートマウンテン
 
エクアドルは、南米大陸の西に位置し、太平洋に面しています。コロンビアとペルーに挟まれ、日本より少し小さな国です。
エクアドルと言う名前は、「赤道」を意味し、その名の通り、赤道の下にあります。首都のキトは標高2850mの高地にあり、ちょうど赤道の真下にあります。
進化論で有名な太平洋のガラパゴス諸島もエクアドルの領土です。
1822年にコロンビアの一部としてスペインから独立し、1830年にコロンビアからも独立しています。しかし、長い植民地時代を経たため、現在では、先住民は人口の7%に過ぎません。わずかな石油採掘とバナナなどの農産物が産業の中心です。
この国でコーヒーが栽培されるようになったのは1952年のことで、主に南部の高地と西部の海岸近くで生産されます。
「エクアドル グレートマウンテン」が栽培される高地の中でもMANABI地区は年間降雨量が安定しています。このあたりの5000m級6000m級の山は、日本の富士山のように美しい台形をしています。この地区は、コーヒー栽培に適した気候条件に恵まれ、エクアドルでも高級アラビカコーヒーの産地として名高い地域です。
火山灰質の土壌は栄養も豊富で、水はけもよく、バナナやココアの木をシェードツリーとして眩しく強い日差しを和らげ、適度な湿度を保つことで「グレートマウンテン」は大粒の美しいコーヒーに成長します。
活火山の裾野で栽培されるコーヒーは、グルメコーヒーの最高級品種ティピカ種が使われ、大地の熱気を受け流すかのごとくさらりと軽い口当たりで、独特の甘くまろやかな味わいを楽しむことができます。 
火の国エクアドルの大地が育んだ「グレートマウンテン」の絶妙な味わいを是非おためし下さい。
通常価格 420円を400円/100gで(3/30まで)※3/31は定休日です。

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