えー。毎度申し訳ありません。ブログにしょうもないことを書いてるのに、肝心なことを書くのを忘れてました。
今月のお勧め珈琲は、トラジャG-1です。
インドネシア共和国のスラウェシ島のアリオストトラジャは、インドネシアが、オランダの植民地時代にここからオランダにトラジャコーヒーが送られ、その香りと味の良さから王室御用達になっていました。しかし、戦後の独立運動以降、トラジャコーヒーは作られなくなり長らく幻のコーヒーと言われていたのです。
その後、トラジャコーヒーを求める外国の人たちと現地農民の努力で、スラウェシ島で近代的な栽培技術や品質管理を得、約20年の歳月をかけてコーヒー農園事業を軌道にのせました。近年はインドネシアの企業もトラジャの生産に進出するようになりました。
赤道直下のスラウェシ島の標高1,000m以上もの山間部で、年間4,000mm以上の降雨量と大きな温度差・良好な水はけなど、コーヒーの栽培に非常に適した環境の中で、誇り高いトラジャ族により大切に育てられました。
勿論手摘み完熟サンドライ。生豆はコーヒーのオパールとも呼ばれる美しいものです。その焙煎豆は期待に違わない、奥行きのある苦味とコク、そして円やかな甘みと酸味を有していて、なお且つバランスの良さは抜群です。
赤く完熟したチェリーを一粒一粒、人力で収穫し、脱肉、水洗、乾燥、選別、カップテストなどの工程を経てマカッサル港からリーファー・コンテナ(コンテナ内部温度を一定に保持)で日本へ出荷されます。
2月29日まで通常価450円/100gを430円で