山崎豊子の「運命の人」が、もうテレビドラマに。
山崎豊子のスケールの大きいフィクションを装ったノンフィクションのリアリティ。
「運命の人」は、誰もがわかる沖縄返還時の毎日新聞の西山記者の物語。沖縄返還の機密条約のスクープはアメリカと日本政府を揺るがす密約だったが、男女のスキャンダルに争点をずらされ、矮小化された。
沖縄と日本国民は、アメリカいいなりの日本政府の犠牲になった。その重大な事実がエリート記者と外務省職員のスキャンダルにされ、国民の目から遠ざけた。
沖縄基地問題が争点になっている今このときに毎日系のTBSでドラマ化されたのは何かの意図か。
一方、この時期に防衛大臣になった田中大臣は、名護への年内着工を発言しているが、武器輸出3原則とPKO5原則の違いもわからないようだが、大丈夫か?
テレビドラマには、私が大ファンの真木よう子が出ているらしい。彼女の妖艶すぎる魅力が、原作の趣旨を変えなければいいけど‥