今月のお勧め珈琲は、メキシコ メルセデス
首都メキシコシティの南東方向にある、オアハカ州プルマ地方はメキシコでも良質なコーヒー産地として有名です。
2500m級の山が連なる山脈を越え、太平洋岸に面した、険しい山岳地区でコーヒーが生産されています。山深い地域なので、低産地に比べて労働生産性が悪く、生産量は限られます。
「メルセデス農園」もこの山岳地区にあり、急斜面を利用して栽培されたコーヒーを赤い実だけを丁寧に摘みわけて、100%天日乾燥で仕上げられます。
品種としては、ティピカ種が主体ですが、この地区だけに見られる、ティピカの一種であるプルマヒダルゴと呼ばれる品種が主要です。
柔らかい酸味と甘味がバランスよく調和し、芳醇な香りはコーヒーの女王と呼ぶにふさわしいものです。
メルセデスという名前
「メルセデス」というと、ドイツ高級車を連想してしまいますが、自動車とは関係ありません。
名前の由来はドイツ系メキシコ人である農園オーナーのお嬢さんの名前「メルセデス」から命名されました。「メルセデス」とは、スペイン語で「神の恵み」という意味です。
「作り出す銘柄は、娘とおなじくらいの愛情をこめたものをつくりたい。作り出す銘柄は娘の名前をけがすことのない、品質にこだわった銘柄だけにしたい。」その願いを込めて作り上げられました。 この素敵なエピソードは、ドイツ車メルセデスベンツとも同じです。
メキシコ メルセデス を通常価470円 を450円(100g)で提供します(2/29まで)