レディガガのインドネシアコンサートが中止になったそうだ。
理由は「『わいせつ』だから」(ジャカルタ警察報道官)
わいせつと芸術とエロスとセクシーは、ほとんどボーダーレスで主観が基準になりやすい領域ですねぇ。
イスラム教徒が多いインドネシアでは、女性の肌の露出は問題視されるだろうな。セクシーな動き(ダンス)も忌み嫌われるのは、理解できないでもない。
かつて、マドンナが十字架を使ったコンサートで、欧米各国から非難されたのと似てる。キリスト教圏では、イエスのシンボルとも言える十字架は神聖なものだ。
個人的には、タブーへの挑戦として、この2つの「事件」は興味をもつけど、イスラムやキリスト教に関心の薄い日本では、疑問は持たれても文化の違いに興味はもたれないかも知れない。
でも、日本(大阪)では刺青が問題視されている。公務員は刺青をすべきでないとされる。個人的には刺青は嫌いだけど、強要・強制されるものだろうか。
もちろん、刺青を使って子どもを脅すという行為は、モラル以前の犯罪(恐喝罪)であって絶対に許されないが、ファッションとしてのタツゥーも配置換えの対象にされるようだ。
刺青(タツゥー)があっても、真面目で一生懸命な公務員と、刺青はないけど、働かず、問題行動の多い公務員は、どっちがいいのか。日本にも原理主義的な動きが出てきたなぁ。