実は‥

 店では、ほとんどジャズをかけている。午前中はボサノバの時も。
そしてブログでもジャズの話を書くことが多い(昨日もか)ので、ジャズファンだと思われることが多い。
 今朝もお客さんから「明日の休みは何を聞くの」と聞かれたので「ベートーヴェンの3番と4番を久々に聴こうと思ってます」と言うと変な顔をされた。
 実はクラッシクファン。もちろんジャズも、ロックも好きだけど、休みの日はクラシックに浸りたい。
 部屋の中も、車の中も、店に来て何かやってるときも休みの日はクラッシクばかり。美しく、やさしく、激しく、勇気付けてくれる。そんな名曲との時間は最高だ。
 で、今日は大粒いちごのロールケーキです。
         

アランフェス協奏曲(第二楽章)

 クラッシクの名曲がジャズアレンジされて改めて脚光を浴びることは多い。元々、スペインのギター協奏曲だが、ジャズ以外でもいろいろな楽器で演奏されている。
 ここ数日、偶然3人のお客さんとチック・コリアの「スペイン」について話を聞く機会があった。
 正確に言うと、「スペイン」は、アランフェス協奏曲(第二楽章)のアレンジというより、曲の冒頭に使っているだけ、と言ったほうがいい。アランフェスのメロディーが突然変異する。しかし、それがうまい。
 で、その「スペイン」を平原綾香が「アランフェス協奏曲」として歌うのもいい。「いやいや、これはアランフェスではなく、スペインだろう」と言う突込みが、ジャズファンから入るのは間違いない。
 平原綾香はこの曲を「マイクラッシク2」というアルバムで歌っているが、やっぱこれはジャズだ。
  
ユーチューブで、チックコリアと上原ひろみが2006年の東京ジャズフェスティバルで弾いた「スペイン」が聞ける。上原ひろみが、真剣なまなざしで、目を見開いて、目をつぶり、最後は笑顔で演奏している。 

シブースト‥?

 もちろん、ケーキは専門外ですが‥知らなかった。
シブースト。メレンゲとカスタードクリームを混ぜたクリームをタルトとフルーツの上に。これが、なかなかいけます。
      
 そして、レモンのマカロン。今までのもの(写真左)より、一回り大きく、少し薄くしました。
     
  

ロースターズ

 先日、エカワ珈琲さんを訪問し、珈琲のことをいろいろ教えていただきました。
さすがによく勉強されている。また、長年の経験で身体で珈琲を理解されている。今後もいろいろ教えていただき、勉強していきます。
 ただ、焙煎後、2ヶ月味の落ちない珈琲と言う点に疑問符が‥。まあ、実験してみることが一番でしょう。四月になったら飲んで見ます。
       
 御坊のセコイアのマスターが、ルワンダの珈琲生豆を持ってきてくれました。さっそく、手焙煎で2杯分。1杯はセコイアさんの言う通り数日おいてから。
 やはり、アフリカ系の酸味。もう少し濃い目に焼いてみてもいいかも。ケニアのように濃い目に焼けば甘味がでるか。
       

Twitter

2年ほど前からツィッターというものをやっている。
と言っても、ほとんど他人の「つぶやき」を聞いて(見て?)いるばかりで、自分でつぶやくことは、ほとんどない。
 で、今日あらためて気づくことが‥。
 私がフォロー(「つぶやき」を聞く)しているひとは、2割が団体で、6割が女性だ。(本当のところは、会ったことがない人もいるので性別は確認できないが)
 で、その女性たちで自分の顔写真を使っている人が半分。やはり、ルックスに自信がある方ばかりだ。
 しかし、これ本当に本人か?と言う疑問はある。まあ、別にお付き合いするわけでもないのだから、どーでもいいのだけど。
 しかし、1日に20回とか「つぶやく」人もいて、聞く(見る)だけでもたいへん。
 たぶん、いろいろな人からいろいろな声があるらしく、フォローしている人のつぶやきだけ見ていると、突然、怒り出したり、落ち込んだりもおもしろい。
 
 

焙煎前の水分添加について? ~ マニアックな話

 1週間前に珈琲豆を焙煎する前に水洗するか、しないか、についてこのブログに書いたところ、マニアの方たち、珈琲関係者、焙煎職人の方から、ご指摘やご意見をいただいた。
訂正部分
水洗の理由のひとつに、「水で生豆の渋皮をふやかし、焙煎した時に剥がれやすくする。」を挙げましたが、ただしくは渋皮(チャフ)は、洗うときに剥がすのが主な目的で、焙煎時にはがれやすくは、付随する程度の事だそうだ。訂正し、お詫びします。
 
水洗のいろいろ 
 水洗の仕方についてもいろいろな方法があると教えていただいた。たしかに書籍やネットでみても千差万別。
 軽く流水で流す。ボールに生豆を入れ、水に浸し1回だけ流す。網袋に入れ、流水でゴシゴシ何度も洗い流す。ボールの中で米のように数回研ぐ。水に汚れがなくなるまで数回洗う。‥‥などなど。
 同じ水洗派の中でも「しっかり洗わないと汚れが残る」「洗いすぎると焙煎ムラができる」と意見対立もある。
 どの世界でも職人と言われる人たちは、プライドが高く、常に自分の方法がベストになる。これはけっして悪いことではない。
 珈琲の焙煎でも、自分流を貫き通すから、愛飲家は自分の好みにあった店を安心して選べる。シアトル系の大手コーヒーチェーンが日本全国に店を出しても日本のチェーン店のように真似をしようとせず、頑固に独自性を通した。
 水洗についても同じことが言える。職人やプロの頑固さがそこに見える。
なぜ水洗しないのか 
 水洗しない理由は何か。ホコリや汚れについて言えば、水洗しない人たちの意見は同じだ。「意味がない」つまり、200℃以上の高温で焙煎するのだから、ホコリや汚れは関係なくなる。
 また、水洗することのデメリットがある。十分に乾燥させないと焼きムラがでる。完全に乾燥させるには、(自然乾燥では)多湿気候の日本では冬場以外は困難がある。
 たぶん、こんなことではないだろうか。また、時間がある時に水洗しての焙煎を行ってみる。
 どちらにしても、そのロースターや店の流儀であり、その独自性は尊重されるべきものだと思う。
 反論、質問、賛同意見歓迎します。

 天気予報が、コロコロ変わった。
当初「晴れ」→「晴れのち曇り」→「曇り一時雨」→「雪のち曇り」→「曇り時々雪」
 雪がちょっとだけ降りました。和歌山でこれだけ降ると言うことは、豪雪地域はすごい雪なんでしょうね。
 しかし、こんな日でも、お客さんから「花粉が飛んでる」と教えてもらいました。えー、まだ2月なのに‥勘弁してよぉ。